cecil♪ さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
タイムリープ好きの方にオススメです。
最初の流れとしては、29歳で尚、全く売れないにも関わらず漫画家を目指しバイトに明け暮れる藤沼悟。
彼には前兆と共に5分~10分程度時間が遡る「リバイバル」と言われる特殊な能力があった。
大抵は不幸な事件や事故の直前に起こり、悟は見過ごせずに事前に防いでは自分が怪我をしたり酷い目に合っていた。
ある日もまた怪我をした際、心配した母親が上京し成り行きで一緒に買い物に行く。
突然、リバイバルが起こり周りを警戒するが結局何事もなく過ぎてしまう。
実は知らずに事件を防いでいたのだが、そこから事態は大きく展開して...みたいな感じです。
とにかくストーリーが気になって一気に入り込めます。
リバイバルは短時間に留まらず遥か昔に遡ったり、悟の行動で未来が変わって行きます。
でもそれは簡単な事ではなく...と言うようなタイムリープの醍醐味を存分に味わえると思います。
ただ個人的に気になる点も幾つか。
まずタイムリープものには必然なのかもしれませんが、繰り返す事の無機質な感じがちょっと苦手ですね。
当然と言えば当然ですが自分だけが未来を変えるという思いがあるため、心の中のセリフが圧倒的に多くなります。
核はそこにあるがために、リープ先の周りのキャラの言動を相当気を使って作らないと浮ついて耳に入って来ないんですよね。
そこを見せ方でもっと上手く裁いてくれればなあと思いました。
実際見事に感じさせない作品もありますし...
あとは
{netabare} 八代先生怪しいアピール多すぎです。犯人ってわかった時も「ですよねー」って感じでしたし。 {/netabare}
みたいな感じですかね。
とは言っても12話でもよく纏まってて、観てて全く飽きませんし、はっきり面白いと言えます。
タイムリープ好きの方はもちろん、サスペンスが好きな方にはぜひ観て頂きたい作品です。