アトランティス さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
リバイバルを病気予防に使いたい
主人公が先天的に持っている?と思われる「リバイバル」というのは
記憶を保ったまま、過去の自分に戻れるという能力。
つまり「過去をやり直せる」能力です。
この能力を駆使して主人公は幼い頃の失敗を取り戻そうと奮闘します。
1話時点の説明では、不意に起こる能力らしい(1話で少年を助けた時のような)ですが、アニメ中では演出上切羽詰って、いい感じの時に能力発動していましたね。
本格的に過去に戻って以降は
29歳の記憶を持った「俺」のナレーションと心情説明を主体に
あの頃の「僕」と他人との関係が変わっていく様子が
緊張感を持って描かれています。
誰が犯人なのか。
加代への虐待をどうやったら止められるのか。
怪しい行動、仕草を見せる白鳥潤。
降りかかるたくさんの難題のもとで
頼りになるのはやっぱり大人の力。
子供でできることは限りがあって
親(大人)の力はやっぱり強いなぁと思わせるシーンが何度かありました。
先生も裏でいろいろと動いてくれるみたいで頼りがいがあります。
1クールで解決後の未来の展開までまとまっていて面白かったです。
リバイバル前の人間関係は消滅していまうんですね。
愛梨ちゃん……
『愛梨の信じたいは、誰かに信じて欲しいの裏返しなんだよ。』は
後世に語り継ぎたい名言ですね。
リバイバルした上でリバイバルってことは出来ないのですかね。
リバイバルしたいなぁ。
記憶を持ったままだから、知識も持ったまま?
ってことは……いろいろと夢が膨らみますね。
でもあの一件以降主人公の身にリバイバルが起きていないということは
リバイバルは「歴史を正しく修正するための神の力」なのかもしれませんね。