偽ニュー隊長 さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
やりおったプリキュア(88点)
私、個人的にはアニメ本編ではスマイルプリキュア推しなのではありますが、映画に関してはこれが頭ひとつとびぬけました。
主人公、ミライと妖精モフルンの友情のお話というのがメインではありますが、特別な力をもって幸せな生活を送っているモフルンと特別な力を持ってしまって悲しい人生を送ってきたクマタの対比の物語でもあります。
つまり主役はモフルン。
序盤はモフルンの純粋で優しい思いにほろっとさせられます。
おっちゃん開始10分で泣けてきます。
中盤、モフルンを探しに行くミライたちの友情にまたも涙がとまりません。
しかし、見せ場はそのあとです。
モフルンを助けに来たミライとモフルンの再会。
この時のモフルンの気持ちが、そしてミライの気持ちが熱いです。
その熱さからついにモフルン変身へ。
変身したモフルンは可愛いんですが凛々しくカッコイイです。
バトルも今までに無い魔法のホウキを使ったアクロバティックな戦闘が気持ちいい。
しかし、この後この映画最大の事件が。
{netabare}
まさかのモフルンの宝石が砕けて、モフルン停止。
さすがにまじかあああああああああああって思いましたよ。
幼児向けでここまでやるかよと。
おっちゃん、幼児向けだしアニメ本編に影響でるから絶対復活するとは思っていましたが、それでもその光景に涙涙。
ミライたちがいたたまれない。
そして、敵だったクマタも涙。
幼児向けアニメでここまで恐ろしい演出はなかなかないんじゃないでしょうか。
まあ、しかし、ミライたちの想いがキセキを起こすって形で復活はするんですが、
復活した後のバトルがまたカッコイイ。
モフルンの凛々しさ、全てのスタイルでの戦闘。
ホント気持ちいいバトルとなっています。
{/netabare}
ホント色々最高な出来なのですが、不満も少々。
・クマタのラストがすんなり仲間に受け入れられてしまったので、もう少し掘り下げが欲しかった。
・EDダンスのモフルンがぬいぐるみスタイルのままだった。
・モフルンのプリキュアスタイルにもう会うチャンスはなさそうなこと。
まあ、不満はこんなところなので、すごく満足いく映画でした。
とりあえず2回観にいって円盤購入しようと思うぐらいお気に入りになってしまいました。
あああ、もう1度キュアモフルンに会いたい。