アネット・イクヤーク さんの感想・評価
2.5
物語 : 2.0
作画 : 2.5
声優 : 2.5
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
勿体ないというか残念というか
異能バトルもの。漫画原作で、原作者はFate zeroの漫画版の作画も務めた人。そのせいもあってか、キャラデザというか画面の色合いというか、諸々ユーフォーテーブル版のFateに近い雰囲気を感じてしまいます。
序盤はテンポも、シリアスとギャグのバランスも良くとても面白かったのですが、中盤からはイマイチに。展開が性急になり、良い場面として見せたいんだろうなあ、というようなシーンもサッサカ流されて味わう暇もない。
そのうえギャグもなんだか滑り気味になり、お色気要素も鬱陶しかった。このあたりは、テンポ感というか、間が悪くなったせいもあるかも。
{netabare} 最終回もドタバタしていて、しかもここまでずっと人対人の派手な能力バトルでやってきたのに、最後の最後でラスボスの対決が、巨大な怪獣同士の取っ組み合いという非常に見ていて残念な出来に。 {/netabare}
原作のどこまでをアニメにするか、というゴールの設定が良くなかったのか、詰め込み過ぎてしまったのかなと思います。絵柄は嫌いじゃないですし、キャラクターも面白そうな要素が色々あっただけに、なんだか勿体ないなあ、という印象が強いですね。