スカルダ さんの感想・評価
3.4
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ノスタルジーに浸った
20年以上前の作品ですが、初めて見ました。
見る角度によって随分印象の変わる作品だなぁと思いました。
第一印象はノスタルジック。オジサンにとってはたまらない世界観ですね。
「あの二段ベッド使ってたわ〜」などと幼少の頃の思い出が蘇ってきて話そっちのけで、背景に見とれてしまいました。
ただ、アメリカの専門ラジオチャンネルでカントリー・ミュージックばかり聞いていた時期があるので、カントリーロードにだいぶ違和感を感じた。日本の風景とカントリー・ミュージックの組み合わせはイマイチ・・・
雫の年頃の女の子だと、顔の見えない男の子に憧れるってよくある話だと思うのですが、図書カードで繋がる恋というのはちょっと怖いですね・・・聖司は完全にアウト〜!
おじいさんの家で聖司と出会ってから、話は恋物語から急展開。夢の話へ。
バイオリンを作る聖司に憧れて、雫も小説を書き始める。
でも、好きを仕事にするってそんなに簡単な事じゃない。
モノを作る苦悩が痛いほど伝わってきた。
そして、雫は自分の至らなさに気づき、今やらなければならない事に気付く。
最近、小・中学生の職場体験の担当をしてるけど、
「今、◯学生としてやっておくべきことは何ですか?」
というテンプレ的な質問に対しては、
「色々経験するのがいいんじゃないかなぁ〜
とりあえず、学校の勉強はやっとけ。」
というアドバイスをしてる。
この物語には自分の言いたいことのエッセンスが詰まってる感じがした。
ところで自分が今やらなければならないことは何だろう?
後日談。
・・・なんだか図書カードが気になったので、視聴後に調べたら見覚えが・・・
そう言えば自分の名前書いてたな〜あ、図書カードの名前チェックしたことあるわ・・・時代って変わるものですね・・・(滝汗