buon さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
週末給料日前で財布と銀行残高500円ぐらいの絶望
そんな経験はありませんが。
『魔女イゼッタの終末』
ゾフィーが出るまでは結構面白かった。
けど、一話の時点で魔女と認識してイゼッタを捕らえていた節があるので、
彼女が登場しないってのは選択肢としてなかったのだろう。
萎えポイント① ドイツのスパイと銃を向け合う
「えっ、なんで銃口向けられているの??」
魔女が出ている時点でファンタジー感満載なのだが、
あのシーンでドラマチックにしたいんだろうなぁとガックリ。
萎れポイント② 空を飛ぶ表現に浮遊感を感じられない
「魔女と言ったら空を飛ぶ!」
のだが、ベルトコンベアーに乗せられているかのような映像が多々。
何か雑。
干乾びポイント③ 魔女が複数
「最後の魔女イゼッタ・・・!?」
感が薄まった。
クローン技術、高過ぎだし。
魔女の力を使ってもどうにもならん、という悲壮感を味わいたかった。
他にもツッコミどころはあるが、
音がイイとか銃口を前にして跨る姿が新鮮とか、何かええ所もあった。
彼女らの戦いを見せることより、
魔女がいる戦争をどう終わらせるかを基につくられた物語のように思える。
戦時中なんて戦う理由も状況も限られるから構わない。
フィーネ、そしてイゼッタのことを描き切って欲しかった。
何も残らない。
☆3話感想→{netabare}
2016.10.19 00:56 ★★★★☆ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0
『魔女のいる戦争 ~三話感想~』
フィーネ様はスイスの様な国の王女、
この世界では戦火に巻き込まれているようだ。
ドイツの様なゲールの国に狙われ、
自らを危険に身を晒しながらも賭けに出る。
国を守るため列車での道中、
何本もの管に繋がれた棺の中で眠っている少女に出会う。
目的を達成することはかなわず、捕らえられ戦闘機で輸送される。
そこでまたその少女と再会する。
オリジナルの戦争ものと聞いて何となく観てみた。
イゼッタは魔法が使える。
ふらいんぐうぃっちを観たとき、
「戦時中、魔法があったら碌なことにならないだろうな」
と浮かんだ疑問とも言えないものに対して答えの一つがここにある。
ゲールは戦車と戦闘機を用いた巨大な近代的戦力を保持する。
攻めれば領土を広げ、どの国も対抗することはできない。
そんな中、小国にできることなど何もない。
魔法を使うには何か条件があるようだ。
何を対価に巨大な魔力を駆使できるのだろうか。
巨大な武力に拮抗するにはただ一人の存在ではあまりに小さ過ぎる。
結末は良いものではなかろう。
それでも、イゼッタかフィーネ、どちらがより魅力的か、
見届けなければならない。
(好みで言えば、完全にイゼッタだけどねw
あの二人が悲劇的な共依存に陥らなければいいのだが、物語として){/netabare}