天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
続私的アニメ感想簿26
原作が梶原一騎の柔道アニメです。
まあ、梶原一騎を知ってる知ってる方なら、これだけでどんなアニメか想像出来るかもしれませんね(笑)
試合は荒唐無稽な技のオンパレード、砂塵舞う道場(おいっ)や試合会場で空中に投げ飛ばされ、畳や床板をぶち抜いて倒される描写はスゴイです(汗)
かつて女三四郎と呼ばれた主人公の母、ケンカ番長と呼ばれたマザコン(ん?)の主人公、主人公の母に兄を倒された過去を持つ教師、柔道版花形であるライバル、そのライバルを倒したアメリカの柔道高校生など、もう濃いキャラばっかりでしたね。
アメリカ人高校生の母は元女子レスラーで、昔主人公の母と対戦して引退した過去を持つし、教師は兄を殺された恨みを晴らすがごとく、主人公をリンチに近いシゴキをするという、よく考えたら母が全ての原因じゃないのか、これ(おいっ)
とにかく梶原ワールド全開の作品です。
最終回、母と仲良くなった教師が結婚する事に反発する主人公の突進太、どうしたかというと、結婚をかけて柔道の試合をする事に(う~む)
試合は教師が勝つものの、母と子の絆を目にし
「俺の負けだ」
と翌日辞表を出して去っていく展開で終わります。
アニメはここで終わりますが、原作ではその後敵味方となって元教師と主人公が闘う話が続くようです。
とにかく、荒唐無稽な展開についていけるかどうかで評価の分かれる作品ですね。