ようす さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
そういえばさあ、なんで秋になると運動会やら文化祭やら行事が多くなるんだろうね?
4コマ漫画を原作とし、
京都アニメーションが制作したアニメ。
タイトルの「らき☆すた」は
Lucky Star(ラッキー スター)が語源のようです。
主人公・泉こなた(いずみ こなた)の声を
平野綾さんが担当していて、
京アニ&平野さんのつながりからか、
「涼宮ハルヒ」ネタも多いです。
また、こなたの趣味がアニメ&ゲームのため、
アニメ関連のパロディネタもあります。
それを踏まえた上で視聴してください♪
全24話です。
● ストーリー
泉こなた、
柊かがみ(ひいらぎ かがみ)、
柊つかさ(ひいらぎ つかさ)、
高良みゆき(たから みゆき)の4人が主要人物。
高校2年生(途中で3年生に進級)の4人が
学校や家でおしゃべりをしている風景が中心。
「ねえねえ、~~ってどうやって食べる?」
「~~と言えばさあ、」
「~~ってよくあるよね~。」
「~~ってなんでなんだろう?」
そんな女子高生のおしゃべりが主体のアニメです。
メインの4人しか登場しなかった最初は、
動きが少なくてただしゃべっているだけという、
「なんなんだこのアニメは」な衝撃に見舞われましたが、
最後まで飽きることはありませんでした。
日常生活のあるあるや、そういえば気になる!な
小さなことを取り上げて話を広げていく形式。
こなた達3年生と新入生の1年生、
さらにはかがみのクラスメートや泉家など、
徐々にキャラが増えたことで
話の層も厚くなりました。
特に内容はないけれど、
観ていて飽きもしないんだよなあ。
オタクネタがちょっと多めな、
高校生の日常アニメです。
≪ らっきー☆ちゃんねる ≫
本編の後、「らっきー☆ちゃんねる」という
おまけのコーナーがあります。
本編のメインキャラではなく、
小神あきら(こがみ あきら)&白石みのる(しらいし みのる)が
コーナーを進行していきます。
ぶりっ子しているけれども、本性はやさぐれ…なあきら様が可愛くて
このコーナーも気に入ってました。
が、途中から迷走したのか、
コーナーが崩壊。訳のわからない展開に(;´・ω・)
残念ながら私の中の【らきすたのマイナスポイントその1】と
なってしまいました。
● キャラクター
◇アニメやゲームが趣味なオタク女子高校生・こなた。
◇ラノベが好きなしっかり者のツンデレツッコミ・かがみ。
◇おっとりドジっ子、頭のリボンがチャームポイント・つかさ。
◇恐るべし天然、萌えっ子物知りお嬢様・みゆき。
こなた以外は普通の女子高生なのですが、
観ているうちにこの4人のバランスがじわじわ心地よくなります。
最初から最後までキャラが安定しているから、
ストーリーも安定。
最初はつかさが1番好きでしたが、
だんだんかがみのツンデレが可愛くて仕方がなくなってきた(*´ω`)
● 音楽
【 OP「もってけ!セーラーふく」
/泉こなた(平野綾)、柊かがみ(加藤英美里)、
柊つかさ(福原香織)、高良みゆき(遠藤綾) 】
作詞:畑亜貴、作曲・編曲:神前暁という
最強コンビによって手がけられたこの曲!
アニメを観る前からこの曲の存在は知っていましたが、
なるほど伝説になるわけです。
このテンション上がっちゃうノリの良さは
何度聴いても飽きません♪
24話で挿入歌として使われた時の演出も良かったです♪
さて、OPについては大変満足しているのですが、
問題はEDです。
1話~12話までは
こなた達がカラオケに行っているという設定の下、
4人のうちの誰かが
アニソンなり昔の歌なりをカバーして歌っています。
EDだけを通して観たら面白そうだなあ~なんて思いながら、
毎回どんな曲が流れるのか楽しみでした。(ここまで問題なし)
そして13話からは、
白石みのる役の白石稔さんが実写で登場。
(あきら役の今野宏美さんやつかさ役の福原香織が登場することもあり。)
毎回、カバー曲や彼のオリジナルソングを歌っています。
初めはインパクトが大きく、「京アニもチャレンジャーだなあww」と
新たな領域を楽しませてもらいましたが、徐々に飽き…。
本編をまったり楽しんだ後のこの意味不明なインパクトは、
ミスマッチ&胃もたれを感じました。
白石さんの頑張りは評価したいのですが…
【らきすたのマイナスポイントその2】です。
せめて最終回はやめてほしかった。
本編がいい感じに終わったのに、
なんだかEDのせいで台無しになった気分でした。
消化不良になってしまった気分で…。
EDなしで終わってくれた方がまだよかったような…。
● まとめ
マイナスポイントもありましたが、
本編は楽しめたし、キャラも気に入っています。
女子高校生たちのたわいない日常。
それは、おしゃべりと思い出に溢れている。
過ごしているときにはぼんやりとしか気付かないかもしれないけれど、
振り返ってみると、とてもかけがえのないもので。
いつか大人になったときに、
「こんなことあったよね。」「こんな話したよね。」って
盛り上がるのかなあ。
そんなこなた達も見てみたいものです^^