せんたー試験 さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
良い意味でR-15
私はライヴで見てました。当時は中学一年でした。
当初はあまり感情移入できなくて、と言うか女の子がいっぱい出てくるアニメに対して偏見が少しあったので、なんとなく流す感じで見てたんですが…。
高校生になってからやっと面白さ、良さを理解できましたね。
構成や演出を見るようになったのもこのアニメの影響があります。
アニメ自体、京都アニメーションですからとにかく映像が綺麗で繊細な感情をもよおさせてくれます。
冬の街で主人公が色々な人のつながりで起きるドラマに向き合っていく様は何度見ても胸が熱くなります。
とにかくストーリーが良いです。
最後にはみんなハッピーエンドで、救いがあるような感じがします。
原作はKEYヴィジュアルアーツの「泣きゲー」と言うことで、おのずと定評がありますが他の同社ブランドの作品(のアニメ化作品)と違って 泣き⇒死 と言う構図を(個人的にですが)あまり感じませんでした。
まあ、死なないのはKanonだけでは無いですが、この作品は見ていて後味が良かったように感じます。
欠点と言うか少し気になったのは、泣きストーリーに入るまでが長い事です。
初めて見たりすると途中で断念してしまうんじゃないかなと思うんですが…。
ストーリーの上で必要な件なんでどうにもならないのでしょうけどね…。
諦めないで!見始めたらとにかく5,6話までは見てほしいです。
アニメの入門(?)に良いんじゃないでしょうか。
私の周りにアニメに関して有らぬ偏見を持っている人が多いのですが、そういった人々に私は勧めていますよ。
「これを見てみろ」ってやると大体アニメに対して肯定的な人間になってくれます。
私自身も今でもよく引っ張り出してきて見てます。
何回見てもご飯三杯はいける‼‼
と思います。本気で。
余談ですが、
他のKEY+京都アニメーションの作品でクラナドとい言うのが有りまして…50話あってボリュームがやばいです。
クラナド見るならまず先にKanonとかAIRとかそっちを先に見た方が良いと思います。
順を逆に見るとKanonとAIRがボリュームで押し負けます。
どれも良い作品ですが是非十二分に楽しんで貰いたいので、