Lovin さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
観た感じ
■情報{netabare}
原作:朝野やぐら
監督:入江泰浩
シリーズ構成:倉田英之
キャラクターデザイン:杉村絢子
制作:キネマシトラス
話数:1クール全12話
OP:「灼熱スイッチ」
by 雀が原中学卓球部
(花守ゆみり、田中美海、高野麻里佳、桑原由気、今村彩夏、東城日沙子)
ED:「僕らのフロンティア」
by Wake Up,Girls
{/netabare}
■感想
知識:原作漫画未読
鑑賞:TV放送
概要:炎上型鎮火系
設定:睨み合う少女達は・・・
見所
1.この作品のタイトルを読んだとき、始まる前から少し期待していた、倉田英之だし。
そんな淡い期待は終盤に近づくにつれその後の展開が読めてしまい簡単に裏切られたが、
私如きが読んだ展開は頑ななまでに貫かれ、裏切られることはなかった。
最近の原作有りの作品は宣伝材料化してしまっている。
当たり外れの差は大きくてもやはりオリジナルに限るのか、と思わざるを得ない。
2.OPに台詞が入っていたり、熱さを感じられる部分が無いわけではない。
私は作画に五月蝿いほうではないが、それなりに頑張っていたようにも思う。
でもやっぱり「え?もうやるの?」ってくらい早過ぎる展開、その結果の不完全燃焼。
原作に誘導したいのならそれも止む無しとは思うが、それにしても中途半端過ぎる。
それに「気持ちいいとこ探し」とか、倉田英之の悪ノリとしか思えない。
そういうのはベサメムーチョでやってくれ、と何だかガッカリ。
3.キャラデザはまあ最近の萌え系と呼べる範囲だと思う。
ただ汗の描写に対する感じ方は人それぞれ、あれも一つの挑戦だったのか。
4.EDはWUGが担当しており、最近の噂話を聞いて若干ながら心配していたので安心した。
曲自体はあの芸能人が作っているわけではないし、寧ろ足枷が無くなったのではないだろうか。
5.原作はもっと面白いのかもしれないが、アニメは期待した以上の代償を要求される。
嫌いではないが、クライマックスには一番熱くなる所を持ってきて欲しい。
良心的に考えると1クールでは短過ぎたのかもしれない、とも言えるが、
原作の広告程度の考え方なのだとしたら、
アニメーターさんをアクタスに貸し出してくれ、と切に考える。
■第一印象
{netabare}シリーズ構成は倉田英之が担当。
キャラデザは若干特徴的だが萌え系の範囲内。
OPはキャストのユニット、EDは通称ワキガが担当。
花守ゆみりは今回も鈍臭いキャラを担当。
しかし今回は気弱で思考が超ポジティブではない。
エースが言う「足りない何か」について、
多分ヤツが見たことの無いアレと、
見失っているアレは間違いなく足りていない。
今後の展開が楽しみで仕方ない。
因みに私の知る限り卓球のラケットには
わし掴み、ペングリップ、シェイクハンドの三種類ある。
登場する殆どのキャラが使用しているのがシェイクハンドで、
天下ハナビが使用しているのがペングリップ、
わし掴みは作中ではなく中国選手などに多い、らしい。
あと「日本式のペンは片ラバー」らしい。
握り方とかラケットの形とか色々違いがあるので、
手元に注目するのも楽しみ方の一つだと思う。
★以下はえたんだーるさんのご指摘で知ったかがわかったので訂正
{netabare}わし掴み、ペン、シェイクの三種類ある。
わし掴みの形は若干大きめの丸(形容するとリンゴ型)だが、
ペンやシェイクは楕円(形容すると釣鐘型)、という印象がある。
登場する殆どのキャラが使用しているのがわし掴み。
天下ハナビが使用しているのがペンかシェイクだと思うが、
ペンとシェイクの厳密な違いは知らない。
他にもどちらかが片面しかラバーを貼っていない?とか、
握り方が若干違うとか、手元に注目するのも楽しみ方の一つ。{/netabare}
{/netabare}
■蛇足{netabare}
色んな意味でのフェイント。
{/netabare}