101匹足利尊氏 さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
男女の地位逆転が印象的なハーレムバトルアニメ。
原作ライトノベルは未読。
清々しいまでのハーレム道驀進アニメ。
鈍感力全開の主人公にあんな可愛い女の子たちがなつくわけがない……。
そんな批評など何のその。
{netabare} ファースト幼なじみだの、セカンド幼なじみだの、{/netabare}
ハーレム拡大により、萌えキャラ設定要素だけが剥き出しになる、
シュールな有様すら、エンターテイメント化してぶつけてきますw
その勢いにハーレムアニメがあまり得意ではない私は、たじろいでしまいましたがw
何とか食らいついていけたのは、
本作で展開された男女の地位逆転がもたらす設定が気になったから。
ハーレムってそもそも男が戦に出陣して女を守る。
それを根拠にした君主の権力。力ある王に群がる女たち。
こうした社会の仕組みが生み出したものだと思われますが、
本作の場合はこの辺りの世界観が見事に真逆。
外敵に対抗できるのは、基本的に女だけが使えるバトルスーツ、ISのみ。
女が男を守る。
{netabare} 武士道を極めるのも女。男を嫁にするのも女。主夫業は男の役割。 {/netabare}
まさに女尊男卑w
この社会情勢下で例外的にIS適性を発現し、IS学園に放り込まれた主人公男子。
女子校に男一人乱入したラッキースケベ天国というより、
男子校並みにガツガツした戦闘員候補の肉食系女子たちが巣くう
地獄に放り込まれたオスの小鳥ちゃん♪といった風味w
小鳥ちゃんが乙女たちについばまれる様を見ていて、
私はテロル(恐怖)すら感じましたw
よく少年漫画なんかでは、学園一のマドンナに男子たちによる
卑猥な思念や言動が殺到したり、争奪戦の対象になったり、
時に陵辱されたりもしますが、
あれって女子から見たら、もの凄く怖いことなのかもしれない。
恐怖の中、そんな雑念に囚われてしまいましたw
この男子主人公も相変わらず類い希なる鈍感力を身に付けていて、
私はご都合主義も感じるわけですが、サバイバルの面ではこれも仕方がないと思いますw
鈍感力なしにこの修羅場の数々を乗り切るのは困難でしょう。
私なら三日もたないと思います。というより三回くらい死にます(苦笑)
そんな視聴状況だったので、ヒロインたちの中ではシャルに惹かれました。
{netabare}当初、男装キャラだったし、ボクっ娘ですが、{/netabare}
他の女子に比べれば、押しが割と控え目に感じ、
主人公争奪戦でも比較的博愛主義?に見えたので、
私には一番おしとやかな普通の女の子に思えました。
{netabare} 「一夏のえっちぃ……」{/netabare}その悩殺花澤ボイスは脳みそが蕩ける破壊力です。
物語に乗れなくても、シャルを見るためだけに続編やOVAも行けそうです♪
あれ……?結局、俺はシャルに萌えているからISを見続けていたのか!?
えぇ……最後の一行以外、レビュー全文不要疑惑が浮上したところでこの辺でw
鑑賞の際は鈍感力だけでなく、
{netabare} 円周率十桁丸暗記や腕ひしぎ逆十字固めの外し方など、{/netabare}
準備万端でこの女の園に乗り込んで欲しいw
とっても激しい萌えバトルハーレムアニメです♪