「機動戦士ガンダムII 哀・戦士編(アニメ映画)」

総合得点
73.3
感想・評価
230
棚に入れた
1479
ランキング
1029
★★★★☆ 3.8 (230)
物語
3.9
作画
3.5
声優
3.9
音楽
3.8
キャラ
4.0

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ネタバレ

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

機動戦士ガンダム本放送の16話から31話の冒頭までを再編集し、新作カットを追加した内容になっています。

機動戦士ガンダム本放送の16話から31話の冒頭まで、ホワイトベースがジャブローを去り、ホワイトベースからフラミンゴの群れを見るシーンまでを再編集し、新作カットを追加した内容になっています。

ⅠはTV版に割りと忠実だったのですが、Ⅱからは結構違います。
TV版は数年前に一度見たきりのにわかなのですが、それでも色々違いに気づけるレベルで異なっているので、本作は『機動戦士ガンダムII 哀・戦士編』であり、TV版の総集編とは違うということを意識する必要があると思います。
ただ、TV版の重要なシーンはカットされずに、改変はありますが、残っているので、初めて見る人でも聞いたことあるセリフ、知っているシーンは多々あるのではと思います。

一方で、モビルスーツの、グフ、ドム、アッガイ、ゴッグ、ズゴック、ゾック、ジムなどなどが次から次へと登場し、加えて人間ドラマが主題となるストーリーが多く挟まるため、かなり詰め込んだ内容になっていると感じました。
また、ホワイトベースの行動理由や作戦内容がわかりづらく、深く考えずに見る分には十分ですが、ブライトたち一行が一年戦争においてどういった立ち位置であるか理解するためには、本作のみだとちょっときついと思います。
とにかくダイジェストだけ楽しめれば良いというのであれば良いと思うのですが、やはりガンダムを見るのであれば、なぜそのように行動しているのか、その行動がどう勝利に結びつくのかを知る必要があり、それを踏まえて視聴しないと主題がぼやけ、結局どんな話かわからなくなるため、TV版を見ずに劇場版を視聴する場合は、TV版の視聴も併せて見ることをおすすめします。
名言が聞ければそれでいいというのであれば劇場版でもカバーできますが、スレッガーの声優は変更になっているし、アッザムが全カットになっているためマ・クベの見せ場はなしのため、やはりおすすめはできないです。

投稿 : 2016/10/11
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