kei さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 2.0
声優 : 4.0
音楽 : 2.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
なんだかんだ観れちゃう
1.ALL主人公
3人のラノベ作家が脚本を担当しているということで、三組の主席次席のペアそれぞれのキャラがとても魅力的。
OPもカッコいい。OPアニメーション?を手掛けたのは中村亮介さんということ。どこか『灰と幻想のグリムガル』のOPと似たような描写が多々あって納得。
2.スカッとしない戦闘シーン
作画がどんどんキレイになっている昨今のアニメの中では、本アニメの作画は残念ながら浮いてしまった印象。特に戦闘シーンは「止め」が多かった。
止めるのも世界を俯瞰的鳥瞰的に見せたいというメッセージだったのかもしれないが・・・。それでも特に神奈川の2人は剣技なのでやはりぬるぬる動いてバサバサ切っていくかっこいい戦闘シーンは必要だったのではないか?というのが正直なところ。
3.発展途上なシナリオ
8話?くらいまではとても良かった。メインヒロインと言っても過言でないカナリアが {netabare}特にフラグもなく強制退場させられる(「カナる」とでも言うのかな?笑)のは斬新だったし、壱弥との再開シーンは感動した。 {/netabare}“世界”の真相も意外なもので、よく練られていた話だなあと興味をそそられた。
ただ、そこからもう一歩ひっくり返しても良かったのでは。{netabare}後半のOPでは陣営どおしが戦っているような描写がある。舞姫とほたるちゃんと東京主席次席のどちらかはアンノウン側に付く、そして千葉の2人と人間側でドンパチし合うというシナリオもあって面白いんじゃないかとも思った(もしかしたら当初はそのつもりだった?)。{/netabare}
なんだかんだ最後までみてしまったので良いアニメだったと思う。