Ryuvay さんの感想・評価

2.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 1.0 状態：途中で断念した

浅はかな考えの企画から生まれた、滑稽でズレたアニメ（開始15分ほどで切り）

１話開始およそ１５分で切り。

まず、このレビューを読む前に、このアニメのウィキペディアにある「企画経緯」を読んでいただきたい。

熱意が空回り・・・・ではないな、間違った解釈による間違ったベクトルで内輪で盛り上がりすぎたアニメ。

例え話をしましょう。
──とある企業スパイがいて、間違ったマーケティング情報をライバル会社の社長に流したら、おもしろいように企画が進み、結果、その商品は世に出るが、大量の在庫を抱えて世間の笑いものになり、数ヵ月後には世間から忘れられる。──

このままではレビューにならないので、内容についても触れましょう。
開始早々から墓場に出かけて友人の死を悼み号泣する女生徒。正直、ポカーン・・・ですね。何も情報が無いまま号泣シーンを見せられても感動も感情移入もできません。逆にひいてしまう。そうかと思えば、回想シーンに突入。ライブコンサート、と思ったらいきなり攻めてくる敵。「ほぅ、歌うことががひとつの攻撃手段なのか」と思ってたら、途中からいつの間にかただのＢＧＭになってるし。と思ってたら、今度は冒頭で墓に入ってる少女の死亡シーン、工夫が無さすぎて何の感動もなし。この時点で、変だと思いこのアニメのことをネットで調べてみたら・・・・orz
号泣シーンは死亡シーンの後が良かったかな・・・まぁ、難しいな。いろいろやりたいことを詰め込みすぎてアンバランスでｇｄｇｄになってます。それもあってか、導入編にしては各シーンの印象も薄い。（酷評の意味では濃いが）

Wikiにプロットを１週間で仕上げた熱意とあるが、ただ１週間で簡単にできちゃった？それとも逆に依頼された本人があまりの熱意に押されて、とりあえず、ざっくり作ってみて相談しながら推敲しようとしたら、未完成のままもって行かれちゃったのかな？（笑）

ライブを前面に出したアニメ（これがそもそもの間違いでもあるけれど）のわりには曲も対して魅力を感じませんでした。

とりあえずだ、ひとことで言うと
「製作サイドの自己満足アニメ」
で確定。
少女の死亡シーンのまま一時停止してたけどそのまま停止して終了でした。

物語が星３なのは１５分しか見ていないので評価すべきではないと判断。