cecil♪ さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ぜひ自分の目で確かめて欲しいです。
あらすじはあにこれのを見てくださいね。
設定が独特で違う進化を遂げた江戸時代みたいです。封建制度が残り、人々の生活は江戸時代そのものですが、蒸気機関を始めとする機械類はかなり進歩していて鉄道が走り、バイクに近いものや通信機器まで存在します。
そんな世界に突如「カバネ(ゾンビ)」が出現し、隔離のため城を壁で囲い鉄道のみが城間を繋げているといった感じで、世界観はかなり深いなあと思います。
ストーリーは半人間半カバネの主人公とヒロインを中心に廻って行きますがストレスなくあっという間に観てしまいました。
さすがノイタミナ枠って感じですね。
それととにかく作画がすごいです。
他作品の倍は使ってるんじゃと思える色彩に、鮮やかな光の表現はそれだけでも観る価値があると思います。
ここまで褒めてばかりなので気になった点も...w
まず主人公生駒の風貌がちょっとヤボったいかな。もっとカッコよくしてとは言いませんがもう少し主人公オーラがあった方が感情移入しやすいはずです。
そしてその主人公生駒とヒロイン無名役に大抜擢された若手声優さん2人。
周りが豪華な分やっぱりちょっと演技的に浮いて聞こえる事が多かったです。
どうせ脇を固めてるなら素直に主人公に梶さん、ヒロインに内田さんの方が...
って考えちゃったら負けなのかなw
そこに個性やこだわりを見出したかったのかもしれませんし。
世間では「進撃-」のパクリだとか色々意見があるみたいですが、そう言って片付けてしまうのは簡単だと思います。
でも少なくとも自分は観終わった後「進撃-」とは間違いなく違う後味を感じました。
グロテスクなシーンもかなりありますが、オススメできる作品です。
風評によって敬遠したりしないで気になる方はぜひ観てみてください。