cecil♪ さんの感想・評価
3.5
物語 : 4.0
作画 : 2.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
抑揚のバランスが...
あらすじはあにこれのを見てくださいね。
世界観としては陰陽や転生、霊といったありがちな感じですが、陰陽自体が社会で認知され化学のようになってるのは個性的だなと思いました。
なので術符を調整して一般陰陽向けに生産する天馬の両親や、式神(守護神みたいなもの)がロボットだったり動物だったりと幅が拡がっていて良かったです。
また陰陽学園が舞台なのでいわゆる学園ものの側面もあり、全体的なストーリーは好きです。
ところがですねータイトルに書いたとおり抑揚のバランスがおかしすぎます。
まずキャラの抑揚。序盤が特に酷いですが涙浮かべて感傷的になってると思いきや悪党そのものの表情と口調でわめいてみたり、冷静に会話してたのが無理やり殴り合いになったり...人格崩壊してるのかと思うくらいです。
鈴鹿役の佐倉さん大変だっただろうなあ...w
そして何より演出の抑揚!真剣に戦ってるの?って聞きたくなるくらい棒立ちだったり動きがスローだったりします。
敵に囲まれるシーンで妖怪みたいなのが空を飛び回るのですが、その飛ぶ様は飛行船か鯉のぼりみたいです。
あと春虎が覚醒するシーンでも淡々とした演出で急に強くなって、おーいってツッコミ入れたくなりましたw
迫力とかスピード感がないんですよね。
もともとバトル自体に呪文を唱える時間があるため勢いがなくなるんです。
だからこそ、演出をもっと頑張って欲しかったなあ。
インパクトのあるSEに盛り上がるBGMだけでも大分違ってくると思います。
2クールあるので展開が停滞ぎみな序盤がちょっとダルいですが、ストーリー自体は悪くないので気になる方は観てもいいと思います。