天啓 さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
メンヘライケメン男にご用心
高校卒業し10年ほど経った 青春を一緒に過ごした親友達の心残りを
解消するというストーリー
その心残りとは イケメン転校生のカケル君の自殺
イケメンだったし 東京から転校してきたこともあり
メインヒロイン ナホちゃん達仲良しグループが 仲間に受け入れる
しかし、このカケル君 かなり背負い込むタイプで色々心に重荷を背負いこんでいる
そうとも知らず ヒロインナホちゃんは カケル君に惚れてしまう
何も知らずに高校時代を過ごすうち あるときカケル君は自殺・・・・
社会人になった彼ら なんとかカケルの自殺を止められなかったのか?思い悩む
そして 思いついたのが 過去の自分に Dメールならぬ 手紙を送り
自分達の行動を変えさせて 過去改変して カケルを救おうとするというお話
いや~シュタゲですね~~
物理の授業 先生は どう見てもオカリンじゃあr~りませんか!
容姿は全然違いましたが、白衣や話すことは一緒
多世界解釈理論を講義してましたな
かなりシュタゲから影響を受けてるのが判ります
しかし、この作品 ナホちゃん、諏訪君 、カケル君に感情移入まったく出来ませんでした
こういうストーリーは好物なはずなんですけど
致命的な設定上の問題が二つ
現在の彼ら(カケルはいない)
{netabare}ナホちゃんと諏訪君が結婚して 子供までいること
そんな状況で 昔好きだった男を救おうとする神経が信じられない
ナホは今の旦那の諏訪君に悪いと思わないのかよ!
諏訪も諏訪で 自分の愛妻が昔の恋人を救おうとすることを許すどころか
自分も協力するというその神経{/netabare}
諏訪君は 聖人ですか?
私にはまったく理解できませんでした
そして もう一つが カケルのあまりの情弱っぷり
正直イラっときます
こんな奴自殺でもなんでもしてしまえ!と思いましたね
結局ラストは なんかうやむや 別の平行世界でカケルも俺達も幸せになっているんだろう的な
終わり方でした
そんなんでいいのかよ! って感じです
作画ですが 背景作画は良かったんですけどね 人物作画が問題で
途中何度も崩れてました え!お前誰だよ?と思ったことも2~3回
良かったのは 仲間の萩田君が 過去は変えられない なぜなら 変わったとしたら
手紙を送る理由が無くなり 今の自分達の行動に矛盾が生じるからだ と説明してたとこかな
もうひとつ 良かったのは 高橋優さんが歌う OP 光の破片
これかなり好きだわ