ピピン林檎 さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
作画美麗&キャラ好印象。しかしシナリオは壊滅的に安直で見どころ薄い
そのうちに面白くなるかも?とそれなりに期待して見続けた本作ですが、第19-21話から真面目に話の筋を追うのが馬鹿バカしくなってしまいました。
とにかくシナリオがいい加減過ぎて・・・こんなことなら最初から「これは萌え専のラブコメです」と視聴者に分かるように宣言しておいて欲しかった。
仕方なく最後まで見ましたが、本作って結局、{netabare}「宇宙からの侵略者を撃退するロボットもの」{/netabare}の顔をしつつ、実際には{netabare}「高校生になった美海ちゃん(じゃなく由希奈ちゃん)にサムライをエスコートさせてロボットに乗せてみました&双子みたいにソックリな姫様も出て来るよ」{/netabare}ってだけのラブコメですよね?
まあ私は『凪のあすから』が大好きなので、そのOVAみたいな作品としてそれなりに楽しめましたが、これから視聴する方は過大な期待は禁物です。
最終回だけは綺麗にまとめてくれたので、そこは評価します。
◆各話タイトル&評価
★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回
=================== クロムクロ (2016年4-9月) =================
{netabare} - - - - - - OP 「デストピア」、ED 「リアリ・スティック」 - - - - - -
第1話 鬼の降る空 ☆ ※始まり方は微妙・・・
第2話 黒き骸は目覚めた ★ 対Yellow Crab戦1、※戦闘シーンは○
第3話 城跡に時は還らず ☆
第4話 異国の味に己が境遇を知る ☆
第5話 学び舎に来た男 ☆
第6話 神通(じんづう)の川原に舞う ★ 対Yellow Crab戦2、敵将ビドゥ切腹
第7話 東雲(しののめ)に消ゆ ☆ エフィドルグ幹部からのコンタクト
第8話 黒鷲の城 ☆
第9話 岩屋に鬼が嗤う ★ 対Long Arm戦、敵将フスナーニ投降
第10話 不遜な虜 ☆ 捕虜そして剣之介 への尋問、捕虜逃亡
第11話 闇に臥したる真 ★ 枢(くるる)石、由希奈との親和発生
第12話 黒部の夏に地獄を見る ☆ 夏休みの特訓、剣乃介の首輪除去
第13話 祭囃子に呼ばれて ★ 学園祭、ラストで雪姫登場?
- - - - - OP 「超音速デスティニー」、ED 「永遠ループ」 - - - - -
第14話 祭に踊る羅刹 ★ 対ムエッタ&ミラーサ戦
第15話 追分(おいわけ)の果て ☆
第16話 再会は水に流れて ☆ ムエッタ&ミラーサの研究所潜入
第17話 雲中に鬼が舞う ☆ 空中戦
第18話 湯煙に消える ★ 温泉回、終盤に急展開(雪姫拿捕、由希奈拉致)
第19話 鬼が誘う宴 × ゼルとソフィーの接触、剣乃介&雪姫出撃 ※面白いが脚本が適当過ぎる
第20話 飛んで火に入る虎の口 ★ 由希奈救出 ※脚本が適当過ぎて×
第21話 牙城の落ちる日 × 黒部に敵母艦降下 ※ようやくシリアス展開だが、支離滅裂
第22話 鬼が哭いた雪中花 ☆ 由希奈の父とゼルの出遭い~別れ、雪山の出来事
第23話 雪に唄う蛙 ☆ 高校生活の思い出作り
第24話 血戦の黒部ダム ☆ 研究所奪還、敵司令官の正体 ※見せ場だが脚本相変わらず×
第25話 鬼の見た夢 ☆
第26話 侍は振り返らず ★★ ※最後だけは綺麗にまとまる{/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)8、☆(並回)15、×(疑問回)2 ※個人評価 ☆ 3.6