山のかかし さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
泣く人、泣かない人
家族で見に行きました。
自分は原作コミックを既読してました。
評判どうりにいい作品であったのと、制作が京アニということで是非とも劇場で観てみたいと思い娘と、カミさんを誘って見に行きました。
見に行く前から話を知っていたので「たぶん泣くだろうな~」と思って今した。
予想どうりもう最初の方からじわじわと涙腺が崩壊しかけました。
なんか西宮がいじめられていても一生懸命にみんなと仲良くなりたいという思いが伝わるのと、それが上手くいかない現実にもう可愛そうで泣けてきました。
その後は何度も泣いてしまい、もう長かった2時間でした。
映画を観終わり、家族に感想を聞いてみると。
中3の娘いわく、「全然泣けなかった」
え?
カミさん曰く「イライラした」
え~~?
男性の自分と女性である娘とカミさんとでは見方や感じ方が違うみたいです。
または原作を先に読んで知っていたからこそ自分は感情移入が出来て泣いてしまったのか?
何でしょうかね?この違いは…
映像は京アニらしく細やかな表情や人物の動きがよく描かれていて、キャラクターをより表現豊かにしておいます。
音楽、音響も素晴らしく、劇場でみて良かったと思います。
アニメや漫画のキャラデザインを観て作者が男性かと思いきや女性であってあとから驚かせれました。
今回の制作も女性監督の山田尚子さん。
脚本が吉田玲子さん。
この様に女性スタッフで固めた作品でした。
がしかし、うちの娘とカミさんの感想…
ちょっと女性には妙にリアルすぎる感じがして一歩引いてしまったのかな?と思います。
自分は観て良かったと思えた作品でした。