「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ Ⅱ(TVアニメ動画)」

総合得点
69.1
感想・評価
479
棚に入れた
1836
ランキング
1902
★★★★☆ 3.6 (479)
物語
3.4
作画
3.8
声優
3.7
音楽
3.6
キャラ
3.5

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snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

積み重ね一切なし<53>

50話も続いてきたのにキャラに積み重ねがほとんどないという。
特にマクギリスは序盤から有能なラスボス感匂わしてたのに、バエル手に入れたらみんな従うと思ってたアホってところまで堕ちた。
キャラルホルンから討伐うけて負けていってるのに最後まで余裕こいた台詞吐いて策は何もなし。
オルガも最初に鉄華団打ち立てたところがピークで、その後はスーツを着て社長仕事するだけのキャラに。
終盤に仲間が死んで取り乱すとか、そんなもんココまでで覚悟完了しとけよ・・・そういや、そういう描写まったくないな、みたいな。
クーデリアは最初から最後までどこかでなぜか巻き起こった"革命の乙女"の虚名に乗っかってただけという。
本人の思想とか強烈なものはなく、ただのボランティアねーちゃん。

シリーズ通した流れがほとんど考慮されておらず、その場その場のインパクトだけ求めたような話作りがいかにもな岡田麿里だなぁといった所。
「花咲くいろは」でも強烈に感じた問題だけど、あれから何年経ったことか。
長井監督はそこら辺フォローできなかったのか。
てか、政治とか絡んだ話は無理で高校生が不思議な力でボーイミーツガールみたいなのしか作れないチームなのかな。

総評としては単発のフックでそこそこ楽しめたけど、シリーズ通しては雰囲気だけといった所。


寄り道感への考察<57>
8話まで視聴。
前回で地球でのゴタゴタが片付いて、今回は鉄火団自体の行く末が大きく変わるってのが提示された。
1期からのなんか寄り道してゴチャゴチャやってる感の正体に気づいたので記述。
結構長く1エピソードが続くけど、そのエピソードが背景となる大状況に関連せず、区切りがついたところで、大状況が変わるって話の進め方が原因かと。

直近の地球での連絡取れない状況での戦いが、今回提示された火星の王にって状況にストーリー的に関連づいてない。火星の王になるための障害を潰す戦いをして、勝ったからつぎから火星へ、ってエピソードなら関連づいてる感があっただろう。
今回の鉄火団が大きくなって目の届かないところで跳梁跋扈みたいなエピソードなら、締めに鉄火団が組織としてどうするこうするみたいな大状況の動き方なら寄り道感なかった。
1期は大筋として地球へって目標があったから意識してなかったけど、最後のエピソード除けば鉄火団が発展するって状態への積み重ねが個々のエピソードになく、テイワズの舎弟になったりなんだと発展する機会をポイントポイントで差し込んでる感じだったわ。

まあ作品自体は面白い方なんですけどね。


2期はガンガン盛り上がって欲しい<57>
1話視聴。
各自の成長と鉄火団も組織として成長してる描写がいい感じ。
1期は超いい感じで始まったのに長い迂回路進んでる感じだったので、2期はガンガン盛り上がって欲しいところ。

投稿 : 2017/04/02
閲覧 : 250
サンキュー:

9

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