シャンゼリゼN゜5 さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.0
作画 : 2.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
茶々番々
本屋さんで漫画を見かけたことがあって、タイトルを知っていたので視聴。
それなりに期待しているところがあったのですが、結果的に残念な作品だったかな。
申し訳ないけれど、振り返ってみて、否定的な言葉はたくさんでてくるのですが、肯定したいところがほとんど出てきません。あらら。
キャラ、展開や発想、何においても軽率、安易、幼稚という感じが拭えないのですよね。
もう突っ込んでいたらきりがないほど。
アニメという娯楽であるとはいうことは認識してはいるのですが、さすがに苦笑してしまう感じです。
それに加えて、常に漂う決して明るいとはいえない、メリハリをつくることができない空気感と雰囲気。
楽しい場面、悲しい場面なんかいずれもぼやっとしているように感じちゃう。
これは、作品の設定が影響しているのかな。
{netabare}もしも未来から手紙がとどき、それがあまりにも深刻な内容だったら。
この人は○月×日に自殺します。助けてあげてください。{/netabare}
なんて知らされてしまった日には、もう全てが手付かずになってしまうでしょうし、それに奔走し、いずれは憔悴しきってしまう。
大切な人を救う前に、自分自身がまいってしまいますよね。
よくも悪くもそんな不安つきまとう雰囲気が常に背景として存在している設定だったものだから、それはマイナスにはたらいていたかな。
私にとっては、茶番劇程度の印象でした。
未来からの手紙で、この作品をもっとよい物語に出来たらいいかもですね。
もっと色々といいたいことはあるのですが、お見苦しかったり嫌味な言葉を発してしまいそうなので、この辺で控えておきます(笑)