
退会済のユーザー さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
血湧き肉躍る
冒頭からセンドウ VS 一歩 の激しい打ち合いで一気に物語に入れる。
デンプシーロール。デンプシーロール潰し。起死回生のスマッシュをかわしてのボディブロー。アッパーからのデンプシー、そしてフィニッシュ。
パンチの重さと、人間のカラダの軋みが良く表現されている。
初防衛のプレッシャーの中、挑戦者の真田は的確に冷静にボクシングを進め、一歩を窮地に立たせる。
殴るという行為を、医師である真田は触診と考えているところが面白かった。殴って人カラダの状態を図る。今のパンチは対戦相手のカラダにどう作用し、それによってどう変化していくかを診察している。
鷹村が本能的に人間の弱点を殴っているのとは裏腹に、医学をもって人の弱いところにパンチを当てる。理論的に人の弱点を知っている人間と戦うのは怖いと感じた。