Kuzuryujin さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
やれやれ、これほど笑えるとは。。。
深夜30分枠で視聴。
実質24分で、平日朝放映の「おはスタ」内の
ショートアニメ5話分まとめて放送。
ただし、「おはスタ」で毎話放送されたのは、
第89話まで。
以降、基本的に日曜深夜30分枠での放送がメインとなる。
常に冷静沈着な主人公と、
周りの、どこかしら残念な個性的キャラが
主人公を振り回すギャグの世界。
全体の中でいいバランス感覚を保つ、
やや脱力した神谷語り。
巻き込まれ型主人公に相応しい。
気付くと嵌ってしまった。
ギャグが割とツボに入る。
全体的に、言葉遊びのネタが多かった。
台詞のリズム感がいい。
基本、キャラを増やすことで
マンネリを避ける作風。
ギャグものなのに
ちゃんと友情ややさしも感じられる。
そのため、時にほっこり感もある。
その持ち味を最大限に引き出す
キャスティングが絶妙。
原作の魅力を最大に引き出してる。
それと「監獄学園」「侵略!イカ娘」などの
ギャグコメディで特に冴える
シリーズ構成、横手美智子氏の貢献も大きいと思う。
すべてのキャラが立ってて魅力ある。
{netabare}
特に、金色のオーラを常に纏う
照橋心美(CV:茅野愛衣)登場の話が最高だった。
美少女であり続けることに矜持を持つ彼女。
楠雄に筒抜けの心の中では、
男性をなめてて計算高い所はあるが
意外と純情。
同性に対しては、余裕あって大らかな所が魅力的。
悪口や、嫉妬して意地悪なことはしない。
最終的に一番好きなキャラになった。
意外に嵌った小野大輔のおバカキャラ。
いい味出てた。
(おそ松さんの十四松の演技が買われたキャスティングか?)
主人公両親の脳内お花畑具合も絶妙。
心美以外のJKキャラ、
夢原知予(CV:田村ゆかり)、
目良千里(CV:内田真礼)
の天然具合も個性的で楽しい。
その他にも、心美の兄(CV:前野智昭)、
雄猫アンプ(CV:松岡禎丞)、
斉木家の隣人の少年(CV:小林由美子)
など出番が少ないキャラも魅力的。
皆、欠点はあっても憎めない愛すべきキャラだった。
{/netabare}
OP&EDもだんだん好きになった。
祝続編制作発表。
一応全24回で終了したが、
来年、2017年にはまた彼らに会えそうで楽しみ。