「斉木楠雄のΨ難(TVアニメ動画)」

総合得点
77.7
感想・評価
794
棚に入れた
4114
ランキング
602
★★★★☆ 3.9 (794)
物語
3.9
作画
3.6
声優
4.0
音楽
3.6
キャラ
4.1

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ネタバレ

Kuzuryujin さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

やれやれ、これほど笑えるとは。。。

深夜30分枠で視聴。
実質24分で、平日朝放映の「おはスタ」内の
ショートアニメ5話分まとめて放送。
ただし、「おはスタ」で毎話放送されたのは、
第89話まで。
以降、基本的に日曜深夜30分枠での放送がメインとなる。

常に冷静沈着な主人公と、
周りの、どこかしら残念な個性的キャラが
主人公を振り回すギャグの世界。

全体の中でいいバランス感覚を保つ、
やや脱力した神谷語り。
巻き込まれ型主人公に相応しい。

気付くと嵌ってしまった。
ギャグが割とツボに入る。

全体的に、言葉遊びのネタが多かった。
台詞のリズム感がいい。

基本、キャラを増やすことで
マンネリを避ける作風。

ギャグものなのに
ちゃんと友情ややさしも感じられる。
そのため、時にほっこり感もある。

その持ち味を最大限に引き出す
キャスティングが絶妙。
原作の魅力を最大に引き出してる。

それと「監獄学園」「侵略!イカ娘」などの
ギャグコメディで特に冴える
シリーズ構成、横手美智子氏の貢献も大きいと思う。

すべてのキャラが立ってて魅力ある。
{netabare}
特に、金色のオーラを常に纏う
照橋心美(CV:茅野愛衣)登場の話が最高だった。

美少女であり続けることに矜持を持つ彼女。

楠雄に筒抜けの心の中では、
男性をなめてて計算高い所はあるが
意外と純情。
同性に対しては、余裕あって大らかな所が魅力的。
悪口や、嫉妬して意地悪なことはしない。
最終的に一番好きなキャラになった。

意外に嵌った小野大輔のおバカキャラ。
いい味出てた。
(おそ松さんの十四松の演技が買われたキャスティングか?)

主人公両親の脳内お花畑具合も絶妙。

心美以外のJKキャラ、
夢原知予(CV:田村ゆかり)、
目良千里(CV:内田真礼)
の天然具合も個性的で楽しい。

その他にも、心美の兄(CV:前野智昭)、
雄猫アンプ(CV:松岡禎丞)、
斉木家の隣人の少年(CV:小林由美子)
など出番が少ないキャラも魅力的。

皆、欠点はあっても憎めない愛すべきキャラだった。
{/netabare}

OP&EDもだんだん好きになった。

祝続編制作発表。

一応全24回で終了したが、
来年、2017年にはまた彼らに会えそうで楽しみ。

投稿 : 2016/12/29
閲覧 : 332
サンキュー:

21

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