狗が身 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
雑感。
作品としての出来は決して高くはない。…ただ、僕の好みド真ん中な作品です。
歌とアクションを合せた異色のヒロイックものである本作。シンフォギアと呼ばれるパワードスーツ?(なんて表現したらいいんだろうか)のギミックがね、すごく良い。
とくに響のアームドギア。腕部のユニットで衝撃を増大させて繰り出す正拳突きのカッコ良さ! 惚れ惚れしますわ…。
他にも、巨大化させた剣をライダーキックで落下させる翼の技とか、多種に渡る重火器を歌いながら次々と切り替えてぶっ放していくだとか…すごく楽しまかった。
ただまぁ、敵のビジュアルが非常にアレなので絵的にいまいち迫力に欠けるのが欠点ではあるけど。
兎に角、主人公である立花響。彼女が本当に魅力的なキャラクターだった!
もちろん翼もクリスも良いキャラクターで、シンフォギア奏者であるこの三人は誰もが魅力を充分に持っているんだけど、僕個人は響が一番好きなのです。
とくに終盤、最後の最期でえげつない悪あがきをしでかしたフィーネに対するあの態度。「ああ、こりゃフィーネ勝てんわ」って思ったよ。
演出がシュールだったり、シンフォギアの設定自体の脇の甘さとかもあるけど、お気に入りの作品です。(戦いながら歌うにしても、歌うシーンはもっと絞っていくべきだたかな。大技かます前にエネルギーチャージ的な意味合いで歌わせると、もっとシーンとマッチしてたかも?)
何気に、本編中で響達のシンフォギア装着時に流れていた挿入歌って、CD音源じゃなくて毎回アフレコで歌ってるんだよね?毎回聴いてて微妙に調子が違うから。