タック二階堂 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
香川、うどん、子ダヌキのいる香川PRアニメ。
詳細は公式でも。
東京から、うどん県・香川に戻ってきた30歳の
青年。実家は製麺所だったが、今は廃業。
そんな実家に、なんと幼女がいた。
ハートウォーミングストーリーな、ほのぼの
アニメ……かと思いきや。
・実は幼女はタヌキが化けていた。
・劇中のテレビアニメがCパートで。
・モブですらないカエルのCV:小林ゆう。
・次回予告にアニメ絵の要潤(うどん県副知事)。
なんかもう、いろいろ衝撃的でした。
内容入ってこないよ、こんなのw
とりあえず、暴れん坊な作品が登場ですねw
継続視聴。
=========第2話視聴後、追記です。
子だぬきを連れて、服を買いに行きます。
「ことでん」(高松琴平電気鉄道)に乗って。
街のデパートで、宗太は初恋の人・舞に
偶然出会います。すでに2児の母。
そして、なりゆきで子だぬきに「ポコ」と
名付けます。タヌキでポンポコだから。
とまあ、非常にゆるい感じですが、
2話になってグッと面白くなりましたね。
これはいい話になりそうな予感がします。
=========第3話視聴後、追記です。
中島が夜中に家に来て、おーい釣りに行こうぜ!
というお話です。
30歳になり、地元か東京か悩む宗太。
そのひとつのファクターになるのが、ポコという
ことになっているようです。
だいぶテーマが見えてきましたね。
故郷・香川の街や自然や人に触れ、故郷の良さを
再発見するということですね。
それが、30歳という人生についていろいろ考える
世代を主役に据えることで、思うところがある
わけで。設定が明確で、実に上手い。
子ダヌキ・ポコは香川の象徴なんですね。
=========第10話視聴後、追記です。
さすがにこの回は号泣させられました。
ホント、これイイハナシダナーって作品です。
さて、要潤も言ってるように、いよいよ佳境。
どういう落とし所にするのか、見ものですね。
=========最終話視聴後、感想です。
まあ、そうなるだろうなという予想通りの
最終回でしたが、思惑通りに泣かされてしまし
ました。涙が止まりませんでした。
全体を通して、ポコという子ダヌキをストリーテラーに
宗太が香川、そして家族というものを再認識し、
自分探しをするという内容でした。
香川のあらゆる場所を見せ、まさに「うどん県」を
全国にアピールするための作品だと思います。
ただ、それはそれとしてもストーリーが良く、
ポコの可愛らしさ、いじらしさが伝わる
文字通りのハートフルな作品です。