あすは さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
タイトルなし
さすがの京アニ、映像の美しさ、すばらしい!
いろいろジェネレーションギャップを感じました(^^;
ぼくは吹奏楽部出身ですけど、「すいぶ」なんて略し方初めてきいた。
あと、いつのまに「ユーフォニアム」になったんだろう。ずっと「ユーフォニウム」といっていたので、タイトルは今でもすごい違和感。
でもコンクールに向けてがんばる姿は、いつの時代でも変わりませんね。
吹奏楽やってた人にとっては、もうたまらないです。
自分の追い求めるもののためなら周囲との軋轢なんてものともしない(でもたまにちょっと揺らぐ)高坂さん。不器用だけど、その情熱が、まぶしいです。
黄前さんも、そのまばゆさにすっかり魅せられて。最初は何となく向き合ってきた音楽だったけれども、やがて自分の未熟さに涙するようになってきます。どうせやるなら、こうでなくっては楽しくないよね。
顧問の先生も含めて、何だか不器用な人たちが、ひとつの音楽を作り上げていく姿が初々しくて、はらはらしながらも見守ってあげたい感じです(と、年寄りくせー(^^;)。
アニメ内での音の描写は、すばらしかったです。
特に中世古さんと高坂さんのらっぱ吹き比べ。
なめらかで美しいけどダイナミクスに欠ける中世古さんと、「自己表現」というレベルにまで達して前にぐいぐい出ようとしてくる高坂さんの演奏。
これをきちんと音で表現したのはすばらしいです。というか、これができないと、このアニメは成り立たないですよね。ここが、このアニメの一番の中心点だと思います。
個人的にはマーチングでの選曲がツボでしたw 最後の高音サイン波でメロディーにからめるパートは、ピッコロで、スーザのマーチにありがちな感じで、ぴろぴろやるんですかね。全部聞きたいー。
あ、あと、あすか先輩最高。いじめられたいw