にゃむ。 さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
普通に良かった。
新海誠さんの最新作。
突如入れ替わる高校生男女2人が主人公。
案の定、絵がとても綺麗でした。
絵だけでも劇場へ足を運ぶ価値はあると思います。
ストーリーですが、新海誠さんの作品にしてはファンタジー色が強い方だったのかなと思いました。
前半に速度を落としておいて、後半どーんと盛り上がる。
前半つまらないって思った方もいると思いますが、私はこれも新海誠さんの計算じゃないかな、と。
ストーリーの内容ですが、かなり完成されてて感動しました。
しかし内容が詰めている故に収まらなかった部分もあるように見受けられました。
(多分つまらないとか言ってる人はそこを言ってるんだと思います。)
でも収まらなかった部分+αは小説の"AnotherSide"の方に描かれてるんですよね。
これを読んでもう一度劇場に見に行ったのですが、1回目では見つけられなかった発見が多く、奥が深いなと感心しました。
たしかに劇場版では収まらなかった部分があるもののこれを「つまらない」とは言えないですよ…
正直ってAnothersideは読まなきゃ損です。
ありがとうございました。
以下どうしてもわからない場所。
{netabare}
物語終盤
三葉と瀧が初めて会うシーンで、忘れないようにとお互いの手にお互いの名前を書こうとして、三葉が瀧の手に自身の名前を書こうとしたとき。
突如認識できなくなって、結局三葉は名前を書けませんでした。
私は瀧が突如三葉を認識できなくなった理由が、三葉の死亡が確定し、3年後を生きる滝にとっては3年前に死んだ三葉とこの場所で会うこと自体おかしい。だから記憶が補正された(1度目の記憶を無くしかける時と似ていたため)と考えました。
しかしこれは完全なミスリードで、めっちゃ感動のエンドを迎えたわけですが…
んーっ 私気になります!(またこんがらがってきた)
{/netabare}