退会済のユーザー さんの感想・評価
2.5
物語 : 1.5
作画 : 2.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
終焉
マクロスシリーズはすべて視聴済み。世代としてはプラスやセブン世代。
ついでに言わせてもらえればファンクラブ会員です。
個人的には、
F > 7 > 無印 > + > 0 > δ (番外:Ⅱ)
という評価。
ただⅡはイシュタルがトップレベルのヒロイン力を持っているので、
それを加味した場合、本作は過去最悪のシリーズと位置づけられます。
こんなことを言いたくはないですが…駄作です。
今から見る価値はないと断言できます。
最終話を見た後、録画していたデータをすべて削除しました。
いやースッキリスッキリ。
・物語{netabare}
とにもかくにも薄い、薄っぺらい。
今回は人間vs人間ということで登場人物も多く、掘り下げが十分に出来ていない上、余計な回想をバシバシ突っ込んでくるのでテンポも悪い。
スケールもこれまでのFや7のような全銀河を巻き込んだ大きなものでなく、
あくまで一地域紛争程度にしか感じ取れない。
マクロス伝統の3本柱、三角関係・可変戦闘機・歌、どれをとっても微妙な出来。
三角関係:ミラージュさんの見せ場ってハヤテにおっぱい押し付けただけですよね?
可変戦闘機:そもそも大して可変しない。無印劇場版を見てみよう。マックスが可変戦闘機とはこういうものだといわんばかりに可変してます。
歌:3本柱の中ではまだなんとか…でも印象には残らない。
最後にここを読んでみよう。
http://v-storage.bandaivisual.co.jp/talk/interview/30968/
『テレビシリーズの『超時空要塞マクロス』と劇場版の『愛・おぼえていますか』の2つをあわせて現代風にしているのが『マクロスF』だとすれば、ある意味『マクロスプラス』と『マクロス7』のまったく異質な2つをあわせて現代風にしているのが『マクロスΔ』とも言えますね。かけ離れたものをひとつにしようとしているような部分があります。』
上記記事より一部抜粋
つまり『マクロスプラス』と『マクロス7』のダメなところを掛け合わせて出来たのが『マクロスδ』というわけですね。
{/netabare}
・作画{netabare}
まじろ氏のキービジュアルは個人的にかなり好き。
作中の作画についてはFから進歩がないというか退化した印象。
戦闘はとりあえずファイター形態でドックファイト中にキラキラさせときゃええやんという投げやりな糞戦闘
マクロスだぞ?可変戦闘機だぞ?
90年代のバンク全盛時代かとおもう代わり映えしない戦闘で飽き飽き。
ストーリーがひどくても戦闘がよければ許されるのにこの出来では…。
{/netabare}
・声優{netabare}
可もなく不可もなく。
KENNや森川さんなど、結構無駄使いなキャスティングしている感がある。
鈴木みのりさんは今後に期待します。
きっとアイマス声優か艦これ声優として拾ってもらえます。
{/netabare}
・音楽{netabare}
曲が印象に残らない。
しかし曲がすべて駄曲かといわれるとそうではなく、
普通に聞き込むといい曲も多い。作中での使い方の問題かなと思った。
つまり脚本と演出が悪い。
最後に、菅野洋子は偉大だということを再認識させられた。
{/netabare}
・キャラ{netabare}
1にも2にもキャラが多い。
そのせいでとっちらかった印象。
3割ほどリストラすべき。
{/netabare}