かしろん さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
もっとちゃんとして欲しかった
ep7感想として書いた
「TV放送版ラス前に」
の加筆修正です。
【ガンダムという器】
{netabare}ep1~ep6は劇場で。
ep7は諸事情で劇場に行けなかったのでレンタルで見ました。
さて、日曜朝に放送という形で始まったTV放送版。
CM入りや次回への繋ぎの粗さや雑さが気になってしょうがなく、あまり好き
ではありません。
修正もあったようですが、おっ!と思わせるような何かは別にありません。
OVAとして発売している以上、大きな変更や追加がやりにくいのは良く分かり
ますが、わざわざTV版とするなら、名古屋テレビ製作とするなら、もっと
ちゃんとして欲しかったです。
物語
非常に楽しめました。
ガンダムという名の器。
TVアニメをはじめとする様々な作品群の器としてのガンダム。
そこに込められた希望や願いや野望や祈り。
この辺をユニコーンやフロンタルに乗っけて見せるやり方は非常にスマートで
楽しいです。
宇宙世紀の締めとして、そこにある様々な出来事や、誰もがなんでやねんと
思っているであろう状況を伏線として拾い上げる行儀の良さや二次創作臭さが
多少は気になりましたが、登場MSといい、メインターゲットがおっさんなので、
そのサービスは素直に受け取りましょう。
作画
とんでもなく綺麗です。
コクピット内のディスプレイやターゲットマークなどが格好良いです。
冒頭のクシャトリアvsジェガン3機で掴まれます。
が、TV版OPとED,もうちょいどうにかなりませんでしたか?
劇中絵の使い回しで、ネタバレしてどうするんですか・・・
作画の☆3は、つなぎの切り方の粗さ、OPEDの手抜きで減点です。
OVA版は☆5です。
声優
文句なしです。
物語中盤のロニの伊瀬茉莉也が非常に心に残ってます。
ブライト役を引き継いだ成田剣の「グァンダム」って言い方も好きです。
音楽
劇中曲は耳に残る楽曲が多いです。
ユニコーン初起動時の「UNICORN」なんかはいろんな番組でBGMとして
使われているのを聞きます。
が、TV版のOPEDは・・・正直微妙。
「流星のナミダ」もTV版は流してないから、最後の最後にBGMとして
流してもTV版しか見たことない人には意味が分からんでしょうに。
キャラ
良いキャラのオッサンが多いです。
マリーダが良いです。{/netabare}