KazuHiroくん さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
音楽はめたくそ良い!
序盤はとてもゆったりとした和やかな感じで進んでいくのであるが、後半は世にも不思議で、世界の破滅とも言える現象を想像してしまう出来事が起こってしまいそうになる。
ただ、実際に起こるわけでもなく、そういった描写もあまりない。
ヒロインのまなかがいろいろストーリーをかき乱すのだが、主人公のひかりとあきらかに両思いで、しかし、それはいつまでも実現しない。
ふたりとも幼なじみで一緒にいるのが当たりまで、しかしまなかはそれが恋という実感を持っていなかった。
そして、まなかの中の人がまゆしぃと同じで、性格もめちゃくちゃ近いので、かなりまゆしぃだった。
そして、ストーリー的に最終的にまなかは死ぬパターンに入るのではないかという憶測と、そうなったら面白いのになぁという願いは見事に叶わなかった。
最後の数話は急ぎ足のような感じで、着地地点が見えないところを無理やり、よくあるパターンに落としこんだという雰囲気は否めない。
世界の危機を二人の愛が救ったみたいな。
そして、その原動力が意味不明なやる気という感じで、最後のシーンは超サイヤ人にでも変身するんじゃないかと思うくらい”ありきたり”なパターンに入ってしまった。
途中まではなかなか良くて、音楽も最高に素晴らしいアニメだっただけに、落し込みが不十分だなぁという感じ。
特に、ひかりがまなかに好きという気持を告白したらへんは、見事に断られた?時は結構予想外で見ているこっちもええ!?!?という感じでこっちの心臓もバクバクして悪くなかったんだけどなぁ。
そして最後は結局両思いなのに、なんか言葉にしなくても良いとか意味不明な事を言い出して、結局付き合ったのかどうなのかキスをしたのかどうなのかよくわからない感じで、あとは視聴者の想像に任せますけど、わかるよね?みたいなむしゃくしゃして終わる感じだった。
いや、そこまでハッピーエンドで、よくある感じで持って行ったなら、せめてキスシーンくらいやってやれよ!
そうじゃないとひかりが可哀想!
というか、このアニメってめちゃくちゃ光が可哀想なアニメだと思った!
なら、最後にまなかを殺して、光も鬱になって自殺するくらいハチャメチャな方向に行って欲しかった。
そう思ってしまうボクは病んでるのかな。
それでも、音楽はめちゃくちゃ良くて、特に最初のEDのアクアテラリウムは何度聞いても、聴く度に泣けてきちゃう。