「いなり、こんこん、恋いろは。(TVアニメ動画)」

総合得点
77.6
感想・評価
1362
棚に入れた
7284
ランキング
611
★★★★☆ 3.7 (1362)
物語
3.6
作画
3.8
声優
3.7
音楽
3.6
キャラ
3.8

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シャンゼリゼN゜5 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

伏見稲荷に舞い降りた魅力ヒロイン

ある神様と関わった兄妹それぞれの友情と恋愛を描いたお話。

内容自体は、特別に秀でたものがないように感じるのですが、どうしてかな。とっても楽しむことができました。

魅力的だったのは、ダブルヒロイン。
女子中学生ヒロインは、その表情や仕草、感情表現の豊かさが愛らしく、さらに出来すぎたキャラでないので、とっても親近感を覚えることができるキャラ立ち。
また萌え要素はどこかにはあるのでしょうけど、ロリっこ的、エロ的なものではなく、その等身大の女の子らしさそのものこそが、魅力だった印象です。

もうひとりの神様ヒロインは、神としてまだまだ未熟さが残り、その未熟さゆえのたどたどしさは、ただただかわいい。
ルックスは抜群でその凛とした佇まいは、神様としての不完全さとのギャップがあって、かわいらしかったな。

その他、脇を固めるキャラの中には、シスコンや中2病の兄たち、大阪系のおば様風の神様とか、かなりアクの強いキャラが登場するのですが、ギャグを含め、遊び心があってよかった。
語弊はありますが、完璧に仕上げすぎない、外しの効かせ方のとっても上手い作風、雰囲気だったと思います。
だから、かしこまらずにライトに見れて楽しめる、親近感溢れるアニメでした。

また、この作品を彩った舞台は、京都。
伏見稲荷大社を中心とした綺麗で粋な景観が、作品の全てを映えあるものにしているように見え、この世界感にぴったりとマッチングしていて素敵でした。
やっぱり、京都という場所と地名がもたらすブランドアイコンは、特別かもですね。

投稿 : 2016/09/08
閲覧 : 267
サンキュー:

7

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