kwm さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
フルCGさえ克服できれば
原作未読。
交通事故で命を落とした事で自身が死ぬ事のできない「亜人」という新人類である事を知った主人公が、実験体として政府に捕獲されまいと逃走劇を繰り広げる所から始まる物語。
亜人として人類と対立するのか、それとも他の亜人と潰しあうのか、この先どの方向に話が進んでいくんだろうとワクワクしながら見る事ができた。
全編フルCGで描かれており、まずはこのハードルを越える必要があるので若干敷居は高い。
尚、亜人における不死とは「一度死ぬ事で外傷が一瞬でリセットされる」事による不死とされている。
よって、「高い再生能力で無限に蘇る事ができる」と表現した方がわかりやすいかもしれない。
ドラゴンボールのセルや魔人ブウ然り、核となる部分を残さずに全て消し飛ばしてしまえば死ぬのだろうか?という単純な疑問点も、今後明らかにされていくと思う…多分。
全編を通して重要な人物となる初老の男性「佐藤さん」が強烈なキャラをしており、攻殻機動隊の笑い男マークのようなニコニコ顔をしているものの狂った思想を持っていて、その顔とのギャップがとても良い味を出していた。