七色折り紙 さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
爽快感のあるバディアクションもの
○内容
戦場は巨大兵器オブジェクトによって支配されそれが戦況を握る世界、主人公クウェンサーと相棒ヘイヴィアが戦場で、生身で圧倒的戦力のオブジェクトに挑まなければならい状況に陥るアクションSF。
▼序盤
雪積もるアラスカで、オブジェクト戦の暗黙ルールとなりつつある(オブジェクトを破壊され白旗を上げたら相手の降伏を受け入れる)という流れを無視し止めを刺そうとしてきたため、敗走する味方を追撃され虐殺させないためにもクウェンサーとヘイヴィアは生身でオブジェクトを破壊しなければならなくなる。
・どうやらこの世界の兵隊はほぼ戦争行為をしていない平和ボケしたもののように書かれているがあっさり人を撃ち殺して動揺しないのは若干違和感を感じた。
▼中盤
オブジェクトを生身で破壊する功績によって各方面に有名になったクウェンサーとヘイヴィア、その活躍によって(少ない物資でももしかしたらオブジェクトに勝てるのでわないか)という希望を与え、無謀な戦闘を生んでしまう事実も浮かび上がる中それでも彼らは戦場に派遣される。
▼終盤
人質交換で世界4大勢力のオブジェクトが集まる場ができ、そこで敵の画策によってオブジェクトの搭乗員ミリンダが暴走し砲撃を始めてしまう。
クウェンサーはオブジェクトを破壊し尚且つミリンダを無事に救出しなければならなくなる。
○感想
戦車ですら通用しないような圧倒的巨大兵器オブジェクトあいてに生身でしかも2人で挑む絶望感とパズルのようにオブジェクトの仕組みを利用して破壊していく様は映画ダイハードの解決をほうふつとさせ爽快感があった。
アクションアニメとして広く楽しめると思う。
しかし、バディものだが二人の会話がハリウッド映画を意識してるのかわからないが明後日の方向に向いていてユーモアがあって面白いというよりはそのせいで現実味にかけスベっていたように感じた。
あと不自然なエロシーンはラノベなんだなーって感じました。