kwm さんの感想・評価
3.3
物語 : 1.5
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
序盤の勢いが失速し続けていく
噛みつく事で相手をゾンビに変えてしまう「カバネ」との闘いを描いた作品。
主人公達はゾンビの襲撃に怯えながら、高い城壁に囲まれた城郭都市間を装甲列車で移動していき、道中に出くわす様々なトラブルを乗り越えていく。
作品公開前の「進撃の巨人スタッフによるオリジナル作品」という大々的な宣伝文句を視聴動機としたものの、蓋を開けてみれば世界観を少し作り変えただけでオリジナリティは殆ど感じられず、裏切られた気持ちでいっぱいだった。
オリジナル要素の一つとして取り入れたであろう装甲列車による都市間の移動は、結果として限られた空間しか使えなくなる事で作品全体のスケールが小さくなり、迫力不足を助長していたように思う。
澤野弘之さんの美しく勇ましい音楽でそれをカバーしているものの、声優の花澤香菜さんのように短期間に使われすぎているため、新鮮味に欠けていた。
確かにこれ以上ない素晴らしい音楽ではあるが、例の巨人作品でも使われていたためより一層残念な気持ちになった。
見始めた当初はとても期待して見始めたものの、終わった時には当時と真逆の自分がいた。
最終2話分は録画した映像を早送りし、三分ほどで最後どうなったかを確認しただけだった。
{netabare}12話しかないエピソードの中で、途中から出てきたカマ野郎と戦ってはい終わりってそれはないだろ。
ていうか最終話に出てきた生駒って子、君だれなの。{/netabare}