退会済のユーザー さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
いい意味で裏切られました!!
恥ずかしながら、タイトルだけで判断して、私の苦手な「ゆるい」系のアニメだとおもい、今まで一話も見ていませんでした。しかし、実際に鑑賞して、何でもっと早く見なかったのかと後悔しました。
見始めて数分の間は、女子高校生、しかもたったの数十人で駆逐艦を操舵するという設定に現実味がないと感じましたが、実際には、出航の際の号令や、手旗信号など、細かなところまで作られている作品でした。(ラッパ手はいらないと思いましたが……)
また、戦闘シーンでは自分たちの艦よりもはるかに性能の高い艦船と戦ったりと、手に汗握るシーンが多く、目が離せませんでした。
それだけでなく、艦長であるヒロインをはじめとした乗組員の友情物語に何度も涙しました。
(´;д;`)ブワッ
不覚にも何度も、何度も繰り返しみて泣きました。
いかネタバレ。
中でも、11話と12話の武蔵との戦闘シーンはすごかったです。圧倒的な性能を誇る武蔵に対しては主砲の5インチ砲ですら歯が立ちません。どうには足止めすることには成功しますが、武蔵の攻撃により晴風は次々に被弾。各部署です浸水が発生。艦長である明乃はついに「総員退艦」の号令を出します。しかしそのとき、複数の艦影が出現。それは、今まで晴風が助けた戦艦扶桑、アドミラル・シュペーをはじめとした船たちでした。明乃は作戦を変更、彼らと協力して武蔵を救助することに成功。
このシーンは本当に泣けました!
でも、一番感動したのはラストのシーンで、晴風の乗員が全員降りた瞬間に、まるで役目を終えたかのようにゆっくりと晴風が轟沈していくシーン。初めは動揺し泣き叫んでいた乗員たちも、艦長が敬礼しているのをみて、落ち着きを取り戻し、みんなで敬礼で晴風を見送りました。このシーンは本当に涙なしでは見られないとおもいます!
晴風さん、本当にお疲れさまでした。( ̄^ ̄)ゞ