モンゴル411 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
新海誠の・・・いや、2010年代の最高傑作。
あらあらすじ
少女が目を覚ますとそこは・・・
この作品に関してはあらすじすらも言いたくないですね(笑)
ほんとうにどんな情報も仕入れず映画館に突入してください。
ネタバレなしの情報を提供するならば、
背景、効果音、カメラワーク、人物描写、人物の動き、挿入歌
物語の構成、声、雰囲気、鑑賞時間
その他すべてに至るまで本当に至福の時間を与えてくれます。
終わった後には私は「めっっっっっちゃ、良かった」
くらいしか感想がでてきませんでした(笑)
私から言えることは
アニメが好き 新海監督作品が好き RADWINPS目的
興味がある 暇つぶし なんでもいいです
ただ、
見てください。
それだけです
{netabare}
さあてネタバレ含めてのレビューといたしますと
新海誠監督作品は「秒速」「言の葉」「星を追う」
の3作品お視聴済であります。
前者2つに関しては
良い作品だけどなにかやりきれない気持ちにさせられる
後者の作品に関しては
壮大だけどジブリリスペクト過多で物語を詰め込み過ぎて良作止まり
と、いう感想でした。
しかし今回に関しては不満点はどこにもなく
本当に大大満足な作品でした。
まあ冷静に視聴すれば恐らく突っ込みどころはあるとは思います。
しかし初見でそのように冷ややかに見るのはもったいない。
ただただ提供してくれる情報をノーガードで受け入れるのが
この物語を楽しむ最高の視聴方法だと思います。
見どころは
はるか遠方からのぐっとヒロインに家にカメラが迫るズームイン
ヒロインを中心にしてぐるっっと空を映すカメラワーク
伏線をちりばめられた走馬燈のような描写
都会の喧騒と静かな村との対比・風景・空気感・音響効果
シーンによって分けられる影の付け方・線の書き方
【追記】
そしてよくよく考えてみると、主人公とヒロインとの実際の交錯した時間を
思い出してみると、胸が締め付けられる気持ちになりますね。
後々思い出してみてもやはり良い作品です。
物語冒頭のテンポからエンドロールが終わるまで全くの無駄がなく
多すぎず少なすぎず正に完璧だったと思います。
{/netabare}