
退会済のユーザー さんの感想・評価
2.2
物語 : 1.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 2.0
キャラ : 1.5
状態:----
(個人的に)原作ツブシの失敗作(だと思う)
原作者の椎名先生とは世代も近く、コント・ギャグ・お色気など感性も自分好みで、石ノ森先生の作品に影響を受けたようなデザインも好きです。
当時連載を愛読して約二年、アニメ化が決まった時は狂喜したものです。 しかし・・・
アニメのタイトルが「GS美神」。あれ?「極楽大作戦!!」は? 何となーく嫌な予感がしました。
1993年4月から放映開始。回を重ねて見るごとに私の眉間にドンドン皺が・・・
「こんなん〇〇〇ないわ!」 原作の面白いところをスルーして余計なテコ入れでイイ所を全て台無しにしているのが原作愛好者として腸煮えくりかえる程激昂したものです。
今となっては記憶も定かではありませんが、気に入らないところといえば・・・
・見鬼くん:原作では妖怪探知機だけの役目が本作では解説者の役割。説明させんと話し進められんのか!いちいち出てくる鬱陶しさに激昂!
・マリア:ドクターカオスによって造られた女性型人造人間(アンドロイド)。声の指示では「無機質」と言われてたのでしょう。ものすごく浮いてます。絶対「無感情」の方が合ってるって!
・悪魔パイパーの回:パイパーの呪いで子供にされた美神。逃げる横島と美神は行きずりのトラックに乗せてもらって逃走。そこへパイパーの攻撃が!パニくる運転手がアクセル全開で逃走。
その時歌った鼻歌「マシンはオラだ!オラがマシンだ!」はGPレースアニメ「マシンハヤブサ」のOP「ダッシュ! マシンハヤブサ」の歌詞「マシンは僕だ!僕がマシンだ!」のパロディ。
しかし本編では知っててやらせなかったのか、知らずにやらなかったのか「テキトー」な調子で歌ってた事に激昂! あとパイパーに捕まった子供美神が罵倒する言葉「ハゲ」は「ピーーー」になってるし。
等々数えればキリがないほどです。放送倫理をモノスゴーーーク気にしてたのかもしれないし、「超人ロック」のように原作をよく理解できずに制作したのかもしれません。
そんなこととはつゆ知らず、皆さん気軽に見れてそれなりに楽しく見ておられて幸いです。
しかし私は「原作称賛派」で、このアニメに対しては「アンチ」です。
この間、動画サイトに上がってる1話を視聴しなおしてみました。 なんか初期「セーラームーン」みたいな感じがしました。