ねごしエイタ さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
入れ替わり × その実態 × 彗星と
TVCMなどでも明らかになっている通り、田舎町に暮らす三葉と東京に住む瀧が入れ替わることが明らかになっていたアニメ。
その入れ替わりは序盤では、三葉が入れ替わっているように見え、学校に行くとそうでないような感じだったです。
一方の瀧も同じような感じの展開だったみたいです。それが、交互に進みお互いが夢の中で入れ替わっていることに気付くことからやっとOPだったです。
そこらへんも含めて、今まで見たこともない巧みな設定だと思うです。夢の中で入れ替わるという謎の現象を通して、入れ替わったときの三葉目線、瀧目線がそれぞれ面白く、自分が自分でない人間と入れ替わったときの動揺というのか?その人間としてその場は乗り切らなくてはならない状況は、見ものです。2人が入れ替わられたときの互いが思うように行動してくれないときの、もどかしさもあるんだなぁでしたです。
物語が進むにつれ、{netabare}突如入れ替われなくなった時に、瀧が三葉に記憶を頼りで、他2人と会いに行くわけだどもなかなか見つからずふと立ち寄ったところで、その場所の正体が明らかになるです。
その真相にたどり着いたとき、やるせないながらも三葉に会うというのかを諦めず、三葉になったときの最後の記憶を頼りに一か八かの行動をとるです。奇跡としか言いようのない展開は、これがなかったらこのアニメは成立しないと思ったです。
そこから、入れ替わり現象は三葉の家系にあったようで、例えるならばシャーロットのような能力が夢の入れ替わりだったみたいなのかなぁです。タイムマシンをつかったのでもなければ、タイムリープに似てそうでもない感じ?です。これから起こる三葉の田舎町の出来事は、どんなに手を尽くしてもだめなのかなぁ?と思ったけど、無駄にならなかったのでこれでいいのだ!でしたです。その中でやっと、{/netabare}三葉と瀧が出会うことができ語り合う展開も良かったです。
そんな今までの展開で、2人の中で忘れたくなくても消え去ったようになってしまったのは、宿命なのだろうか?です。最後には、どこかで互いに繋がっていて、有り得ない偶然も結構にくいもので、これでいいのだ!だったです。