ろだ さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
感想
前回の続きから3人のヴァンパイアハンターとのバトルがメイン
xヴァンパイアハンター3人
エピソードだけは後々のシリーズで何度か先に登場済みだったが他2人の声が出るのは初めて。かっこいい。ギロチンカッターは絵も声ももっと嫌味でサイコパスな感じでイメージしてたからそこは結構イメージと違ったけど良かった。
ただ戦闘は、特に2戦目と3戦目は、原作未読だと果たして分かるのかと不安。(これまで放映してきたシリーズでも、この作品の吸血鬼が霧となってあのような感じで移動したり、そもそも霧だと気付く描写がなかったり、自身の体をあそこまで変化させたりする描写はないため)
あとエピソードにおなかを抉られた羽川さん。原作読んでいたときのイメージよりグロい感じで抉られてたのであれで暦が勝って戻ってくるまでのしばらくの間生きていたのが不思議なレベルだった。傷を治したというよりか、ほとんど死者蘇生に見えた。
ヴァンパイアハンターから体の一部を取り戻し、キスショットの見た目が少しずつ成長していくシーンは何かむずがゆくなる感じの嬉しさみたいなのがあった。暦と同じ感じ。どの姿もかわいくて美しい。
そして熱血篇もう一つのメインである羽川さんとの会話シーン。
アニメイトタイムズさんのインタビューで神谷さんの言っていた「顔の表情と出ている音の不一致を感じるかもしれません。」というシーンは見たら何となくこの辺かなというのは分かる。
「ピピピ」というときめく音が鳴る前から羽川さん頬染めっぱなしだからもうずっと好きなように見える。このシリーズにしてはほとんどギャグパートがないので羽川さんとの会話は全てが癒し。スカートをたくし上げるのは映像にすると想像以上にどきどきした。羽川さんがやっているせいかもしれない。無駄に下着がセクシーだし。
次は3部作ラスト。
この実写背景にアニメ絵をのっけたような作風にもなれてきたけど次も最初はちょっとそういう周りの部分に目がいってしまうんだろうなあ。
あとは3部作に分けてある程度期間があいてしまう手前、もう少しはっきりしたおさらい的なのも冒頭に欲しかった。普通のよくある米画の3部作みたいに一応の完結も1作の中でないので。
さらに欲を言えば今回のラスト辺りに忍野の意味深なにやけ顔でも欲しかった。これは演出的なものに口を出しすぎ感もあるので本当に個人的に。
インタビューで神谷さんが言っていたフランス映画っぽいという感じは確かにわかった。そして悪くない。が傷物語が美化されすぎな気もする。
何にせよ、また約5ヵ月後が楽しみ。