Paoon さんの感想・評価
4.2
物語 : 5.0
作画 : 2.5
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
男たちの哀しい生き様
男なら誰しも、自由を求めたあの頃、いつも一緒にいたあいつら、みたいな青春時代の記憶があると思います。ノーという人以外は今すぐ視聴すべし。
ゲーム原作らしいですがゲームを知らないためか、1話は意味不明でしたが、2話以降の主人公とその相棒の友情を主軸にした話はとてもよく出来ており、沢山出てくる男たちの哀しい生き様を描いた隠れた名作です。
中盤までは完全にマフィアもので、途中から死体が蘇り強化人間になるみたいな感じのトンデモSF要素が入ってきてそのチープさで正直だいぶ失速しますが、最後は持ち直します。
主人公のブランドンは無口でどこまでも優しくバカな奴です、大バカ野郎です。
相棒のハリーは勇敢でいつでもキレ者で強欲なクソな奴です、本物のクソ野郎です。
ここに出てくる男たちはほとんどみんなマフィアのクズ共です。でも、それでも信じていたものがあった、守りたいものがあった、だからクズだけどある意味認めてしまう部分がある。これはきっと自分も男だからでしょうか?実際関わったら女性からしたらはた迷惑な連中でしかないかもしれません。
守るとは?つくすとは?信じるとは?許すとは?
その答えがココにある!