kuroko85 さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ドズル以上の過激派がいた
失礼な言い方をすれば、
ようやく安彦さんらしい作品が見れた、
というところでしょうか。
私の中で安彦さんはガンダムの作画のイメージが強くて、
決してアニメーターではありませんでした。
【クラッシャージョウ】も【ゴーグ】も
【アリオン】も当然、作画は素晴らしいのですが、
【伝えたい】という思いの方が強すぎて、
それに対して拒否反応を示していました。
そんな哲学にも似た【伝えたい】思いより、
私にはガンダム哀戦士のポスターの方が衝撃的でした。
当時ポスターサイズのアニメのイラストさえ、
一般的ではなく、しかもあのクオリティーと臨場感に
痺れまくりました。
そんな安彦さんがファーストガンダムの、
設定(歴史背景)を、シャアを通じて描いてくれました。
ジオン・ダイクンという人物は
描写される事でジオン公国と完全に結びつきましたし、
ファーストでのランバ・ラルの
言動にもしっかりと繋がっていました。
更にザビ家にドズル以上の過激派がいたとは正直驚きでした。
また、ラル家があそこまで名門だったとは、、、