いしゆう さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
一週間過ぎたら友達との良かった記憶が喪失って・・・ 設定が秀逸!
あらすじはあにこれを参照ください。
放映時期:2014年4月~6月
最初に申し上げます わたしはサクサク進む作品が好きです
”僕らは一週間を繰り返す 何度も 何度でも・・・”
この作品 二人の仲はサクサクとは進みません
でも とても秀逸な設定に やられました♪
”長谷 祐樹”は友達になりたいと思う彼女”藤宮 香織”がいる
ただ香織は”1週間で友達との楽しい記憶を失くしてしまう”秘密があった。
この設定 切ない!胸が苦しくなります!
香織の秘密を知っても 経験しても
二人の楽しい思い出を香織だけが覚えていない・・・でも!
何度でも”俺と友達になってください”
このシチュエーションヤバイです! 心に刺さる!
普通 出会い→恋愛に進むのですが
これは何度も初めての出会いを繰り返す そんな物語です。
{netabare}
一週間の思い出が その間 近づいた距離がリセットされる週末
香織は 忘れてしまう記憶と向き合う時 どんな気持ちなんだろう
考えただけで 胸が締め付けられます。
祐樹の提案で 記憶喪失も日記でカバーするところ すごく古典的です♪
祐樹は真っ直ぐな性格 真っ直ぐに香織だけをみている
ただヘタレで少し子供っぽい・・思った事が顔に出るタイプ
そんな彼が 回を増すごとに段々成長していくのかなと思いました が!
気付けば最終回 思わず”動け! 男の子だろ!”って呟いちゃいました
純真な二人 ただ幼いからこそ傷つけ合う場面は 心が痛みます
ただ 設定は秀逸でも 展開が少し地味 だって内容が 積み重ねですから
現実には 積み重ねって すごく大事なことですが
アニメなのでもう少し派手な演出が欲しかったです。
祐樹の友達 桐生将吾はクールだけど友達想い
思った事はズバズバ言うし 意外と物知りで客観的
性格は 私のタイプですが 割とどうでも良いことですから忘れて下さい。
そしてもう一人 香織と友達になりたい 山岸沙希!
とても不思議で ビックリするほど忘れっぽい
終盤は将吾の事を意識して 可愛かった♪
登場人物はみんな個性があって良かったです
”九条が登場したときは 元カレかなって思ったのですが 全くの無害!
ドキドキ皆無で安心です ただ個人的には香織の取り合いとか観たかった”{/netabare}
最後に
とっても純粋な青春作品 心にトキメキ感じました。
一週間で 忘れてしまう記憶 大切な思い出
このワードだけで胸がキュンキュンします!
そして 〇〇という古典的なアイテムを使って 仲を育む二人
観ていて とても心癒されました
一週間を繰り返す何度も・・・ 未成熟な二人の積み重ねの記録
最後まで飽きず 目が離せませんでした!
以上最後までお読み下さりありがとうございました。