退会済のユーザー さんの感想・評価
4.0
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
キャラが可愛くてよかったですが、それ以上にラストがドキッとしました
風刺ネタや下ネタ、東京ローカルネタが多すぎる点に関しては少し疑問を感じましたが・・・
可愛らしい女性たちの女子トークはまあまあ楽しいものがありました。
そして、ドタバタとわずかの落語シーンが良かったです。
マリーの「つまんねー事聞くなよ!!」の決め台詞も良かったです。
しかし、ラストにそれまでドタバタ騒ぎしていた女子落語家たちがマリーの寄席の番が来ると突如として真面目な落語家の顔になり、マリーが毅然とした礼儀正しい態度で高座へと向かい、
「人生の最終回」「最後まで笑っていたい」という大マジな内容の落語を始めるくだりはドキッとさせられるものがありました。
あと、この作品の特徴として、「主人公のねじれ」という珍現象があります。
ほとんどの人が主人公だと感じるであろう、一番(というか突出して)目立つキャラであるマリーを原作者が「彼女は主人公ではない、主人公はテトラ」と明言したため、
主人公要素のほとんどない、比較的目立たないテトラが主人公という面白みがあり、話題になりました。
他に可愛さとは裏腹に腹黒いキグルミもよかったです。
*「マリーではなくテトラが主人公」発言に関してですが
さよなら絶望先生、行け!!南国アイスホッケー部、かつてに改蔵などの
数々の珍作、仰天オチを作ってきた原作者、久米田康治氏の発言であるわけですから、なんらかのジョークか仕掛けだった可能性も否定できません。
例えば{netabare}テトラ以外の四人は実は全て実在していず、テトラの妄想の女子落語家仲間だった{/netabare}なんて説も連載中には結構、有力な説として囁かれてました。
その説なら「主役はテトラ」というのも説明がつきます。
ちなみに原作のじょしらくの最終回は不可解なもので、連載再開の可能性も皆無ではありません。