にゃんちゅ(・ω・` さんの感想・評価
2.2
物語 : 1.0
作画 : 3.0
声優 : 2.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
なんだかガッカリした
新海誠監督の作品を見尽くそう!って思い、視聴したこの作品・・・
ネタバレもなしに、観てみましたが、正直がっかりした。
視聴後に評価を見てみたが、
ジブリっぽいと思っていたのは私だけではなかったか…
一通りのジブリ作品は観ておりますが、
私…ぶっちゃけジブリが苦手ですので、この作品は好きではありませんでした。
(ジブリが好きな方には申し訳ありませんが・・・)
ジブリっぽいというか、
私から見たら、想像を遥かに超えてジブリでした。
ラピュタ+千と千尋+もののけ姫+ナウシカ+ゲド戦記を混ぜ込んだ作品のようでした。
(実際、ジブリを意識しているようですが)
{netabare}物語はファンタジーです。
幼い頃に父を亡くし、母親と二人で暮らしているアスナ。
ある日、モンスターに襲われたところをシュンに助けられる。
二人はまた会う約束をするが、後日シュンが遺体で発見される。
シュンの死に実感が湧かないアスナは、新任教師の「死後の世界」という話に強い興味を抱く。
地下世界には、莫大な富や死者の復活すら可能にする技術があるという。
その日の帰り道、シュンに瓜二つの少年・シンと出会うが、武装した人に襲われ、
地下世界アガルタへ入り、広大な地下世界を旅することとなる。
っていうストーリーなんだが・・・
視聴していて思ったのが、
ヒロインに使命感もなく、なぜ君はそこにいるんだ?って思った。
結局、片思い?一目惚れ?の人に会いに地下の世界に行ったの?
亡くなったお父さんじゃなくて?
その時点でちょっと共感できなかったし、
シュンの弟のシンだって、ヒロインにそこまで命張るほどなのかな~???
最後はあっさり現実に戻ってしまうんですね。
明るい「さよなら」もいいかもしれないが、
最後ぐらい、大冒険の末「さよなら」の意味を重く受け止めて、
悲壮感に浸る描写があっても良かったんではないでしょうか。
じゃないと視聴者盛り上がらないでしょうが!
生と死とかのストーリーなのだが、
それの大切さとか、辛さとか全く伝わってこなかった。
っていうか、物語事態が独特すぎてつまらなく、あんまり覚えていないんだけども・・・
{/netabare}
新海監督にとらわれすぎて、この作品自体を楽しめなかったのかもしれない。
・・・ただ、やっぱり私にとって「新海監督」でないと最後まで観ていなかった作品であり・・・
新海監督の作り出す「切なさ」が希薄すぎて・・・
新海監督作品は、心に響く、心に残る作品ばかりでしたので、
ガッカリ感と、「監督よ、本当にこれでいいのか?」っと疑問に思ってしまった。