Rachel さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
最高の作品 (1期2期を含めて)
物語の評価
しっかり最後まで描かれており、かつ無駄がなくすべてのコンテンツが最終回に調和しており、評価は高い。最後のシーンに持っていくまで、結構中だるみ(どうでもいい内容てんこ盛り)かと思いきやそうでもなく、関連性がつながっていてよかった。-0.5なのは、宇宙のシーン
あまりに非現実的すぎてがっかりした。一般市民が宇宙へ行くための訓練もなく、あんなに活躍できるはずがない。
特別よかった点は、沖縄のホテルでの事件 劇場での戦闘シーンはすごかった。先生が生徒を名前で呼んで、戦闘の中央指揮にあたっていたが、それでは誰がどこに移動潜伏したのかわかってしまう。次に「出席番号12番!」と叫んだ時には、これはすごいと思った。
声優の評価
コードギアスの福山潤 イケメンから先生のようなコミカルな人まで、幅広く声を出せてすごいと思う。このアニメの良し悪しは「ヌルフフフ」と言っても過言ではないでしょう。原作にそうあったかどうかはわかりませんが、この笑い方が定番となり、作品を代表するようになったのも、声優の力ありきと言わざるを得ません。
烏間先生の声も非常にあっていたと思う。びっち先生は英語ができるキャラだったが、発音がめちゃくちゃだ。だったらそこは英語の得意な声優のほうがよかったのかもしれない。
キャラの評価
E組とくくられてしまえば、大人数になるのが必須 キャラのかぶりがあるかと思えば、そうでもなかった。それぞれに個性があって、大人になる旅立ち、成長を描くのに大きく貢献できたと思う。ただ、ストーリー展開の役立ち度でいえば、スナイパーくらいかな。理科の得意な生徒が役立った回はなかったし、英語の文章を訳して読み上げるのは彼女でなくて、英語の得意な女の子のほうだろうと思った。二人で協力し合いながら翻訳してもよかった。もう少しそれぞれの能力を、クラスの躍進に反映させたかったと思う。
作画の評価
全般的にきれいではあったし、殺せんせーの動きなど本当によく頑張っていたと思う。しかしところどころ見受けられる作画の崩壊 かき分けに問題があったと思う。髪の色だけで区別しようとする安直なアニメが多い今日この頃、頑張ってほしいと思う。
音楽の評価
BGMは問題ない 1期のOPはあまりに下手だったしよくなかったし作画も安直なものだった。しかし2期に入り格段によくなった。
ところどころ惜しい!と思うところもあったが、こんなに素晴らしいアニメは久しぶりだった。ストーリーがしっかりあって、最後まできっちり終わらせている。意味不明な終わり方をしなかった。キャラ一人一人の思いも入って、最後のあの感動 私も外国ではあるが教師をしている。少なからず影響が大であったアニメだった。