蒼い✨️ さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
レイラさんの すごい 存在感。
アニメーション制作:GONZO DIGIMATION(ゴンゾ)
2006年1月に発売されたOVA。TVアニメ全51話に追加のラストとなる53話目。
【概要】
大団円を迎えて終了したカレイドスターの後日談その2。
カレイドステージの元トップスターで今は舞台女優として生きるレイラ・ハミルトン。
もう一人の主人公であると言える彼女の物語。
ブロードウェイでの新作公演で、レイラは「フェニックス」の役を演じることになります。
練習で演じたフェニックスは賞賛を浴びますが、それはカレイドステージ時代から何も変わらないレイラそのものであり、
死と再生をテーマにしたフェニックスを演じるには『生まれ変わった新しいレイラ・ハミルトンで無いと意味が無い』
と、レイラは一人自転車の旅に出ます。
征く先々でレイラに出会いがあり、己の内面と向き合った先に彼女にもたらしたものとは?
【感想】
レイラ・ハミルトンといえば不屈不撓の精神を持った鋼鉄のような女性。
常に自分にも他人にも厳しくプロフェッショナルの鑑?
ステージの孤高の女王という印象でしたね。
そんな彼女の生い立ちや内面にこの上なく切り込んだ、OPとEDを含め51分弱の作品。
あの時レイラは、どんな想いでステージに立っていたのか?
はじめは快く思っていなかったそらを通じて変わっていったレイラの心の変遷がわかる、
TV版全話を観た人へのご褒美的な作品ですね。なのでOVAだけ観ることはおすすめしません。
レイラが過去に受けた心の傷。そして後悔。
彼女の心が羽化して、新たに生まれ変わる物語。
自分が観たカレイドステージで一番感動できた、良いファイナルステージでした。
(ぐっどだよ!ぐぅーっど! が後に制作されていますが…)
これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。