nami さんの感想・評価
1.6
物語 : 1.0
作画 : 2.0
声優 : 1.5
音楽 : 2.0
キャラ : 1.5
状態:観終わった
マクロス?△?
マクロスシリーズといえばヴァルキリーによる派手な戦闘と歌。それに加えて3角関係が醍醐味
しかしこのアニメは登場人物が非常に多いのにかかわらずその描写必要?っという場面が多い
特に味方側のキャラはメインヒロイン以外いなくても物語に影響ある?というキャラがほとんど。主人公が所属する小隊は敵軍よりも描写が少なくキャラに深みがでない
主人公は何故か自信家でビッグマウスなのにもかかわらず、努力してる描写がほとんどなく。訓練もサボっているのに何故か上官からは信頼が高いという歪な扱い
三角関係を謳ってるいるのにもかかわらずもう一人のヒロインであるはずのミラージュは見せ場という見せ場すらなく、看板に偽りありとしか言いようがありません
そういう風に見せたいものを見さすために虚偽の看板で昔の視聴者を釣ったり、三角関係を煽って視聴者を釣ったり非常に悪質なアニメ。
また戦闘シーンもマクロスのヴァルキリーを使った戦い方が全く活かせてないのでロボット物としても良作とはいい難い。
戦闘シーンは少なく、追いかけっこがほとんどです
マクロスの最大の個性である可変性が生かされてない
歌に関しては単体で聞くといい曲が多いのですが、歌を利用してアニメを良くしようというよりは、アイドルユニットとして歌やイベントで金儲けしてやろう、ソシャゲやアイマスラブライブ等といったものの後追いを狙ってダダスベリしてる感じがアニメからは感じられる。
そういう部分はもっと上手に隠してほしい。そういうのが目に見えてるのは歌を心から愛してるキャラがいないことに尽きる。
今までのキャラは歌が大好きというキャラが非常に多く、歌に人生かけてるキャラが必死に歌っている姿がマクロスでは描かれていましたが、Δはメインヒロインですら歌が好きというよりは歌は主人公と繋がるための手段でしか描写されていない。主人公は操縦技術も大したことないのに、その歌によってバフが得られ超パワーアップするというご都合
フォールドレセプターという設定のせいで歌はハートという基本的なことすら台無しにしている
不特定多数の人のために、分かり合えないものと分かり合うために、自分のために歌うマクロスの人たちがカッコ良かったのであってただただ軍事的にしか利用してないこのΔは非常に残念
前作のキャラが命がけで歌ってた後に寿命が短いとかアピールされてもって感じで何もかも薄い
なのでこのアニメを見ているだけだと曲が印象に残りにくいですね
結局最後までろくな戦闘もなしだった。
人間関係も伏線回収も全部希薄だった。結局デルタで盛り上がるシーンは過去作の流用シーン以外ありませんでした
最終話視聴
まさか物語が一切解決することなく終わるとはここまで酷いとは思いませんでした。
この物語がいかに稚拙で何も考えてなく、ワルキューレひいてはフレイアというキャラのためだけに存在していたというのを決定づける最終話でした
作画はどんどん悪く動かなくなり、どんどんつまらなくなっていったストーリー
二度と見返すことはないであろう作品
マクロスだからという理由で見続けて心底後悔しました