幽霊な校舎 さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
「外見より中身、過去より今? あなたの裁定は?」
形あるもの、みな壊れる
わっはっはー
ひどいセリフ(笑)
記憶が曖昧ですが、そんな事を吐きながら
銃をぶっぱなしてた映画があった気がします
アニメや本は、その1シーン、1ページから
胸が躍るような世界へ
今を解き放ってくれる
現実的かと言われれば、正確には有り得ない
しかし、有り得ないも、起きてしまえば関係ない
『デス・パレード』
本作も、その有り得ないの一つ
酒場が舞台になるといっても、ただ酒を飲むだけじゃない
何が起こるのだろう
いや、起きたのだろう
おぎゃーと生まれてから今まで
形作られた思い出と外見
意識の芽生えと価値観の成長もしくは変調
無数の可能性の上で成り立った
みんながみんな違った自分
時にはすれ違って
時には分かりあって
それでも真実とは遠くて
完全には相手がわからない以上
揺れ動く心は止まらない
平静が振り切れればどうなるのか
感情を、その人を、もっと理解できるようになるのだろうか
心のない人形と心のある人間と
その境目が曖昧になった時に
何が、本当の自分? でしょうか
(公式サイトより引用)
「いらっしゃいませ クイーンデキムへようこそ」
何も知らない二人の客を迎えたのは、不思議なBAR「クイーンデキム」と
白髪のバーテンダー「デキム」。
「お二人にはこれより、命を懸けてゲームをしていただきます」
彼の口から語られるデスゲームへの誘い。やがて剥き出しになる客たちの本性。
ゲームの果てに自らを「裁定者」と明かすデキム。
裁定者デキムが二人の客へ下す裁定とは…。