にゃんちゅ(・ω・` さんの感想・評価
4.2
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
長く待たされた期待作
まず、大前提として
「シャフトが好きな人」「物語シリーズが好きな人」のみが楽しめる作品だということを言っておく。
長く待たされた物語シリーズの始まりの話。
「こよみヴァンプ」
なぜ、暦は吸血鬼と出会ったのか。
吸血鬼になったのか。
また、忍野と手を組んだのか。
そんな物語を3部作にしています。
{netabare}物語の初めは、羽川と出合うところから始まるが、
まず、言わせて欲しい。
≪羽川のパンツが白だった!!!!!!≫
化物語で最初に展開される回想とはちょっと変更があったみたいだな。
羽川と友達になり、メアドを交換。
半ば強制的とはいえ、アララギは嬉しそうだった。やっぱり変態は健在w
そして、本屋へ行った帰り道・・・・血溜まりを見つける・・・・
血が続く地下へ引き込まれるように歩くアララギ。
そこに待っていたのは、両手を切り落とされた瀕死の吸血鬼でした。
泣きながら助けを求めるキスショットに身を投じたアララギ。
そして、吸血鬼もどきになってしまいました。
アララギの血を全て食らっても全快にまでは戻れなかったキスショットは子供の姿へ。
それが何とも愛らしい・・・
アララギを「我が主様」ではなく、「従僕」呼ばわりするのには
違和感しかなかったが、まぁ、まだそういう関係なんだろう。
人間に戻して欲しくば、手を取り返せといわれ、
ヴァンパイアハンターに立ち向かうも、3人がかりとか無理ゲーすぎて・・・
そんな時に助けてくれたのが忍野メメ。
3人を1人で止めるとか、最強か!!!!いい仕事するわ!!!
で、忍野メメと学習塾跡に行き、契約を交わします。
内容はこんな感じだが、
わけも分からず、外に出て一気に燃え上がるアララギとかは見物だし、
相変わらずの言葉遊びのような台詞も、一言一言が深く感じた。
ヴァンパイアハンターは次にお預けでしょうか?
台詞もなく、ちょっと残念でしたが、立ち姿というか雰囲気はとても良かったです。
{/netabare}
個人的には、テンポが悪いとは感じなかったな。
むしろこんなもんだろ。
1時間しかないからって事で、3つに分けなくてもって思う人もいるかも知れないが、
個人的には、しっかり次に期待させる終わり方だったので満足です。
作画に関しては、シャフトの本気が伺えた。
安定のシャフト。独特の表現をするシャフト。
相変わらず世界観に引き込むのが上手いな~と感じた。
ただ、暦がTV版よりイケメンになっていてちょっと違和感だったかな。
EDには、いつものウエダハジメ氏のイラストがつくと思っていたけど、
ふっつーに字幕だけでした。
物語、作画は申し分なく☆5
声優、キャラは、ヴァンパイアハンターに期待していただけに☆4にしておきます。
まぁ次回も期待してますわ。