ブリキ男 さんの感想・評価
2.7
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:途中で断念した
この世界には紅の世界と青の世界、二つの世界がある様です。
スーパー戦隊+仮面ライダー+乙女ゲー?という趣の、本能を象徴する「紅の世界」と理性を象徴する「青の世界」の対立を描く作品の様です。
他の方のレビューの"紅と青の世界"という記述を目にして、往年のセガサターンの名作ゲーム「※1シルエットミラージュ」みたいな話なのかな?と思って、2話まで視聴しました。
視聴後の印象としては上記のゲームよりも、むしろ特撮ものの「※2仮面ライダー龍騎」の世界観を思い出しました。青の世界の住人であるメインスタンス(人間体)と紅の世界の住人であるサブスタンス(怪物みたいな生物)がレゾナンス(合体)してスカーレッドライダーとなって戦います。
巨大空中空母とか、5人のライダーがチームを組んで戦っている所とかを見ると、仮面ライダーだけでなくスーパー戦隊の趣も多分に感じられます。
変身後のライダーのデザインはヘルメットのバイザーといい、スーツといい、のっぺりとしていてつまらなく、特徴的とは言いがたいものでした。一方でライダー達の駆るバイクのデザインは楔みたいに尖っていて結構奇抜、中々にエレガントな印象を受けました。
{netabare}
2話エピローグの「だが、勘違いしないで欲しい‥」に続くタクトの台詞はツンデレ振りを見せる為とは言え、余計だなぁと思いました。頭の良い人ってそういう事言わない気がします。男子向けの恋愛ゲームとかでも良く見られる表現ですが、乙女ゲームでもこういう表現は避けられないのだろうか?
{/netabare}
原作ゲームをやっている人には色々と楽しめる要素があるのだとと思いますが、ブリキ男は今観たいアニメ、読みたい本が山積み状態なので、ここら辺で断念しておきます。
※1:"別れの日"を境に、全世界の生物は粗暴で暴力的だがきっぷのいい"シルエット"と陰険で計算高く、理知的な"ミラージュ"に分かれてしまう。(SRXとはそれぞれの色の持つ性格が逆。)世界を元の形に戻す為、二つの属性を併せ持つ主人公シャイナが飛んで走って大立ち回り、縦横無尽に活躍する笑えて泣けるシューティングアクションです。エンディング曲「泣けるうちは元気」は良い曲です。
※2:現実世界と表裏一体の世界「ミラーワールド」に巣くうモンスターと契約し、その力を借りて戦う仮面ライダーの物語。ライダーとモンスター、ライダー同士の戦いなどが描かれる。